Twitterに投稿されたイラストをまとめるサイト『Buhitter(ブヒッター)』が、「絵師のイラストを無断転載している」などと指摘され炎上騒ぎとなった事例である。
問題発生の経緯
Buhitterがリリースされたのは2018年の4月2日。ディープラーニングを用いてTwitter上のイラストを収集し、人気順にまとめて表示するサービスとしてオープンした。
しかし、当時はそれほど話題にならなかったものの、2018年7月末ごろになって「知らない間にイラストが転載されている」「(今はまだ広告は入っていないものの)今後営利目的で使用される可能性がある」などと指摘するツイートが話題に。これがきっかけで「絵師さん気をつけて!」「人の絵で広告収入得るの!?」など問題視する声が増えはじめ、「Buhitter」「無断転載」「削除依頼」が同時にTwitterトレンド入りするなど、大規模な騒動に発展。
Buhitter運営のTwitterアカウントにも「私のイラストを勝手に載せないでください」「無断引用(※)やめてください」といった削除依頼が殺到し、運営は対応に追われる形に。
ただ、当初は大炎上となっていたBuhitterだが、時間がたつにつれて少しずつ、「無断転載ではない」と指摘する声も増え始め、当初に比べれば批判的な声も落ち着いてきているようだ。
情報拡散の経緯
「Buhitter」がサービス開始。
とあるTwitterユーザーが、「絵師さん気をつけて!」と投稿。
この投稿が、Twitterや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、削除依頼フォームを設けるなど対応。
加害者側(炎上させた側)の情報
Buhitter側は削除依頼が殺到していることを受け、専用の削除依頼フォームを設けるなど対応している。
ネット上の反応
「他人の絵で利益を得るのは許せない」
「気分を害するサービスは駆逐されて当然」
「勝手にネタまとめられて晒されてたら良い気分はしないだろうよ」
「あそこまで炎上するほどのことではない」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
Buhitterはツイッターの規約上なんの問題もないサービスであることが判明。ルールを守ってサービスを作ったはずのBuhitterが、無知とデマ、確信犯的にルールを破ろうとする人々によって一方的に攻撃されてしまった。
ドメイン管理会社への不当な通報により、サイト表示が出来なくなってしまったようだ。
参考URL
- http://news.nicovideo.jp/watch/nw3727841?news_ref=search_search
- https://togetter.com/li/1253215
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