欅坂46の新曲に批判が殺到し炎上


アイドルグループ『欅坂46』が発売したアルバムに収録されている楽曲「月曜日の朝、スカートを切られた」に批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

2017年7月に発売された欅坂46のアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に収録されている楽曲「月曜日の朝、スカートを切られた」の歌詞に関して、実際に電車のなかでスカートを切られる被害に遭ったことのある女性が声をあげ炎上したのだ。

その「月曜日の朝、スカートを切られた」は、〈どうして学校へ行かなきゃいけないんだ/真実を教えないならネットで知るからいい〉と、社会の仕組みや大人に対して反発や疑問をもっている少女が、タイトル通り月曜日の朝の通学電車でスカートを切られ、さらなる絶望の淵に立たされるという内容。

実際にスカートを切られたことがある被害者の女性が「同じような経験をしたひとが、この曲を聴いて傷つくことがないように」と、ネット上で署名活動を開始して、現在までに約2000人分の署名が集まっている。署名サイトには、曲を聴いて嫌な思い出が蘇り、電車に乗ることがまた怖くなったという被害者女性の体験談が書かれている。

「月曜日の朝、スカートを切られた」では、学校や社会に対する違和感が歌われており「大人になるために嘘になれろ!」や「残りの人生目立たないように息を止めろ!」という歌詞が並び、違和感を受け入れて、無難にやり過ごすべきだと主張している。
欅坂46の楽曲が被害者女性を傷つけ、署名活動が開始されたという一連の出来事に、ネットでは様々なコメントが投稿されている。

情報拡散の経緯

欅坂46の新曲が発売。
「月曜日の朝、スカートを切られた」の歌詞に対して批判が殺到。
ある女性がネット署名サイト『change.org』に文章を投稿。
一連の騒動が、SNSや掲示板等で拡散。
ネット上で批判コメントが多数投稿されている。

ネット上の反応

「痴漢や変質者を想像させるわ。気持ち悪い」
「こういう歌で性犯罪者を喜ばせるな!我慢しろってなに?」
「被害者がかわいそうだし、被害者じゃなくても不愉快」
「炎上商法なの?気持ち悪くて不愉快なんだけど」
「これを女の子のアイドルに歌わせるって秋元康はなに考えてるの?」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

秋元氏の女性蔑視的な歌詞に対しては、つい最近も異論が出たばかりで、こうして物議をかもすことも秋元は織り込み済みだろうという意見がある。

参考URL

  • http://news.ameba.jp/20170801-1156/
  • https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0802/ltr_170802_8555921597.html