ミスタードーナツのクーポン裏にパワハラまがいの文言 批判が殺到


ミスタードーナツで配布されたクーポン券に内部情報が印刷されたものが誤って配布。そこにはパワハラまがいの文言が書かれており、批判が殺到し炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

問題のクーポンは2017年8月3日に配布された。KDDIのスマホユーザーを対象としたキャンペーンの一環で、次回来店時に280円分の買い物が無料になる割引券だ。

そもそも、なぜ内部情報を掲載したクーポンが制作されたのか。ミスタードーナツ西友水口店の店長は4日のJ-CASTニュースの取材に、「誤って、使用済みの用紙の裏面にクーポンを印刷してしまった」と説明する。店長によれば、西友水口店では約300枚のクーポンを制作したが、うち16枚を使用済みの紙の裏面に印刷した。そのうち14枚を来店客に配布したという。

今回、内部情報が書かれたクーポンの存在が注目を集めたのは、あるTwitterユーザーの報告がきっかけだ。このユーザーは2017年8月3日深夜、「裏面完全に社外秘だよね????しかも何か書いてること超絶パワハラっぽいけどこれ大丈夫?」として問題のクーポンを受け取ったことを報告。あわせて、表と裏の両方から撮影したクーポンの写真も掲載している。

「ミスド部門ですが、ドーナツ廃棄個数200個オーバー(略)かなりありました」
「ブラック企業があるならば、私はブラック社員もいると思っています(略)自己主張したければ、まず自分に甘えないでください。そして、いつも言っています(これを書くとパワハラになる<後略>)」などと書かれていた。

こうした文書の内容をめぐって、Twitterやネット掲示板には批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

ミスタードーナツで配布されたクーポン券に関してトラブルが発生。
あるTwitterユーザーがこのクーポンをTwitterに投稿。
SNSや掲示板等で拡散され、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

ミスタードーナツを運営するダスキンの広報担当者は「(クーポンに印刷された文書は)フランチャイズ契約を結んでいる運営会社の社員が制作したものです。店舗を指導する立場にある社員が、各店舗の担当者に送ったメールの文面になります」と説明した。

ネット上の反応

「内容的に社員に対してのパワハラだろう」
「自社がブラックって認めてないかこれ」
「これは明らかなパワハラ」
「これは問題にする為にわざと流出させたな」
「内部からの意図的なリークなのでは…」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

問題のメールを送った社員が所属する運営会社『ルビフ』にも取材したが、「終日、担当者が不在にしている」との回答だった。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13431664/