K-POPスターを「セレブ」と紹介したNBAのFacebookが炎上


米国のプロバスケットボールリーグNBAが、試合を観戦した韓国の歌手をSNSで「セレブ」と紹介したところ、米国人ユーザーなどから批判的な書き込みが相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。



問題発生の経緯

2017年6月10日(現地時間)、歌手パク・ジェボムが米オハイオ州クリーブランドの会場で行われたNBAファイナル第4戦を観戦に訪れたとの内容が、NBAのFacebookに掲載された。写真のパク・ジェボムはクリーブランド・キャバリアーズのユニホームを身に着け、「セレブ」と紹介されたが、NBAの公式Facebookで試合観戦に訪れた有名人を紹介することは非常にまれだという。

そうした背景もあってか、これが掲載された直後から、クリーブランドのファンなどから「こんな歌手知らない」批判的なコメントが相次ぎ、中には、「Who’s K-poop?」など人種差別的な意味合いのコメントが投稿された。この報道に韓国のネットユーザーの関心は高く、記事には1000件ほどのコメントが寄せられている。

情報拡散の経緯

プロバスケットボールリーグNBAのFacebookで、K-POPスターが紹介。
その際に、「セレブ」と紹介されたことで、批判が殺到。
この記事が、SNS等で拡散される。
この報道に韓国のネットユーザーからも批判が相次いでいる。

ネット上の反応

米国人ユーザーからは、
「彼女(意図的な誤記とみられる)いったい誰なの?」
「金正恩(キム・ジョンウン)のいとこ?」
「これで米国の人種差別のレベルが分かる」
「なぜアジア人を見るとすぐこういう反応をするのか分からない」
といった様々なコメントが投稿。

韓国のねっとユーザーからは、
「どこに行ってもクズみたいな人はいるんだな」
「米国にはトランプ大統領みたいな人間しかいないのか?」
「韓国人も差別したり悪意コメントを書いたりしてるくせに、こういう時だけは忘れちゃうみたいだね」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

人種差別を非難するコメントの中、最も多くの共感を得たのは「パク・ジェボムはラッパー兼R&Bの歌手で、自身が設立したヒップホップ・レーベル『AOMG』の代表でもありとても有名な歌手だ」と、パク・ジェボムという人について紹介するコメントだったという。

参考URL

  • http://www.recordchina.co.jp/b181324-s0-c70.html