慰安婦を題材にしたAVが韓国で大炎上


ソフトオンデマンドが発売予定の慰安婦を題材にしたAVに対して、韓国で批判が殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

問題となっているのは、ソフトオンデマンドが2017年6月1日に発売予定の『昭和女のエレジー 全裸羞恥! 悶え泣く女子挺身隊、官能の極みに落ちる1945』。
「昭和女のエレジー」シリーズ最新作となる本作は、「戦争末期の夏、軍需工場で勤労動員された3人の女子が帝国軍人の欲望の餌食にされる戦争秘話」を描いたものだ。

出演女優は桜井かなこ、長澤ルナ、水澤りこ。パッケージには裸の女優3人と日本軍を模した男性1人が写っており、銃を手にした男性が女性たちを見つめる構図となっている。
またパッケージ裏面には「真近に迫る米軍との本土決戦におびえる軍人たちは勤労動員の女子挺身隊の若き肉体に狂気の欲望をぶつけるのだった!」と書かれている。

このDVDの発売発表後、韓国では批判の声が高まっている。

ユーチューバー『ケグルマンTV』は自身のYouTubeチャンネルに「日本の慰安婦AV映像制作騒動と内容を暴く」という動画を投稿。
「最近は“日本軍慰安婦被害者”ではなく“日本軍性暴力被害者”という言葉を使おうとしているのに、“慰安婦”という言葉が“慰安する存在”という危険な解釈を引き起こす可能性がある」と非難した。

ネット上には「全世界の被害女性にもう一度傷を負わせるゴミたち」「これが日本だ」などの批判コメントが殺到し、大炎上している。

情報拡散の経緯

慰安婦を題材にしたAVが発売予定。
これを受けて、ユーチューバーが、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。
この動画が韓国内で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎに。

ネット上の反応

韓国のユーザーからは、
「日本を見ると反省を1度もしてないということを実感する」
「国家的な対応が必要だ」
「悔しいけど自分にできるのは国際社会に“これが日本という国が戦争に対する責任と被害者に対する近づき方だ”と伝えることぐらいだ」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

韓国人が怒りを露わにする背景には、最近、韓国で慰安婦問題が再びメディアで取り上げられている事情がある。
今回の“慰安婦AV騒動”の大きさを見るに、韓国では今なお慰安婦問題がデリケートな問題であることは間違いなさそうだ。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13144465/