沖縄県の宮古島市議が自身のFacebookに「自衛隊員が来ると島で婦女暴行事件が起きる」などと投稿し、炎上している事例である。
問題発生の経緯
この市議は石嶺香織市議。2017年3月9日に1度目の投稿がされた。内容は「海兵隊からこのような訓練を受けた陸上自衛隊が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる。軍隊とはそういうもの。沖縄本島で起こった数々の事件がそれを証明している」というもの。
石嶺市議は「宮古島に来る自衛隊は今までの自衛隊ではない。米軍の海兵隊から訓練を受けた自衛隊なのだ」として、陸上自衛隊がカリフォルニアでの演習に参加した際の写真を添付。さらに「私の娘を危険な目にあわせたくない。宮古島に暮らす女性たち、女の子たちも」と結んだ。
これに対し、「思想信条は自由だが、自衛官を強姦魔扱いは許されない」などと批判が殺到、辞任を求める声まで上がった。
情報拡散の経緯
宮古島市議が自身のFacebookに投稿。
「米軍に訓練された自衛隊が来たら婦女暴行事件が起きる」という内容。
これに対して、批判コメントが殺到。
辞任を求める声まで上がっている。
加害者側(炎上させた側)の情報
石嶺市議は2017年3月10日までに「3月9日夕方の投稿について」と題し、再度、釈明する文を掲載した。
「自衛隊全体を批判しているわけでも、個人を批判しているわけでもありません。私が批判しているのは、自衛隊員個々の人格に対してではなく、戦争のための軍隊という仕組みに対してです」「現在の自衛隊という組織が米軍と一体化して、専守防衛の枠を外れつつあることに強い危機感を持っています。海兵隊は人を殺すことに対して感情を殺すように訓練されています」などと投稿している。
ネット上の反応
「誠意ある対応をしないから、ドンドン拡散されている」
「こいつはやめた方がいいです! 税金の無駄」
「自衛隊を批判するよりもかなり悪質で許され難い発言だ。」
「職業差別するような人間が議員かよ。」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
釈明した投稿に対しても批判が殺到し、石嶺市議は2つの投稿を削除した。
平成20年、宮古上布を学ぶため宮古島に移住。陸上自衛隊配備反対と、地下水を守ることを公約に、2017年1月の市議補選で初当選したばかり。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/12786666/
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