中国の人気動画配信者がラップで韓国をディスった動画を配信した所、中国国旗の柄が左右反対などの初歩的ミスが相次ぎ、ネットユーザーから批判が相次ぎ炎上している事例である。
問題発生の経緯
かつて歴史問題や慰安婦問題において手を組み、日本批判を繰り返してきた中韓両国だが、ここ最近、異変が起きている。両国の仲は急速に冷え切ってしまっているのだ。
その流れが決定的となったのは、先日、韓国政府がロッテ社の所有する土地にTHAADミサイルの配備を決めてからだ。まず新華社通信は「ロッテは中国という巨大市場を失うことになる」と警告し、市中からも続々とロッテ製の菓子などが撤去された。一方、中国の人気動画配信者の中には、自ら作詞作曲したラップで韓国政府やロッテ、サムスンなど韓国企業を名指ししてディスる者も現れた。
しかし、完成度があまりにひどく、逆に中国人から非難を浴びて炎上するケースも。
人気女性動画配信者が、「みんなの力を合わせてTHAADミサイルの配備を阻止しよう! 韓国製品ボイコット!」と、人民服を着て音楽に合わせて叫ぶ様子をアップ。ネットユーザーたちへ決起を呼びかけ、韓国への不満をぶちまけた。
一見すると、韓国への強烈な不満をぶちまけているのだが、動画をよく見ると何かがおかしい。そう、背景の中国国旗の柄が左右反対となっている上、動画の挿入曲として使用されていたBGMは、なんと韓国人ピアニスト、イルマが作曲した『River Flows in You』という曲だったのだ。韓国製品へのボイコットを呼びかけていたにもかかわらず、あまりに初歩的なミスに、ネットユーザーからは、辛辣なコメントが殺到し、彼女のSNSは炎上してしまった。
情報拡散の経緯
中国の人気動画配信者が動画を配信。
ラップで韓国をディスった内容。
しかし、動画ないで初歩的なミスが相次ぐ。
ネットユーザーから批判が殺到し、SNSが炎上。
その後、動画を削除することに。
加害者側(炎上させた側)の情報
炎上騒動を受けて、問題となってしまった動画を削除した。
ネット上の反応
「中国人の愛国心を利用してアクセスを稼ごうとしたけど、こいつはバカすぎて話にならない」
「最初は本当に韓国に消えてほしいと思ってたけど、この動画見たら、こいつが消えればいいのにって思った」
このニュースに対して日本では、
「そもそも中国が韓国と(表面上は)仲良くしていたのは日本と韓国を分断して日米韓の連合で攻めてくるのを防ぐためだからな」
「ほっこりwww」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
政府系メディア『環球時報』は、今回の出来事について社説で触れ「彼女はこういった政治問題に便乗し、有名になりたかったようだが、本当に有名人になりたければ、気安く触れるべきではない」と名指しで批判した。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/12802683/
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