誤字だらけの炎上本「岐阜信長 歴史読本」


『岐阜信長 歴史読本』が、編集者が校正をしたとは思えない誤字だらけの本で批判が殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

大手出版社である株式会社KADOKAWAが、2017年1月30日に出版した『岐阜信長歴史読本』。出版されたあと、編集に協力した岐阜市の職員が数多くの誤植に気付き、確認したところ少なくとも30ヶ所以上の間違いがあることが明らかになりました。

地図上で「岐阜市」を「三重」と表記しているホテルの紹介文で「ハイグレード」を「廃グレード」と表記している「岐阜バス」を「岐阜バスバス」と表記している。
既に出荷した分についてはすぐに回収し、間違いを正した改訂版は2017年3月下旬までに再発売する予定だと言います。

NHKの報道によると、岐阜県は広告費として460万円を出版社に出資しており、校正は編集プロダクションの株式会社ぷれすが担当したという。
そのような流れで作られた本のため、ぷれすに対して、一部から批判の声が出ている状態だ。

しかしながら、株式会社ぷれすはしっかりと校正をし、出版社に納品したと話している。つまり、ぷれすが校正したにもかかわらず、出版社が校正を反映しないまま出版してしまったということだ。

情報拡散の経緯

『岐阜信長 歴史読本』を発売。
岐阜市の職員が誤植に気付く。
校正をしたとは思えない誤字のため、批判が殺到。
その後、校正をした担当会社が反論した。

ネット上の反応

「まさかデータの保存を間違えたか。」
「普通ではありえない話」
「KADOKAWAはいいかげんな出版社」
「意外とスピーディーに謝罪したね」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

KADOKAWAの担当者が、市教委の若山和明事務局長らと面会し、ミスを謝罪。
また、校閲作業をした上で、雑誌自体を作り直すことを決めている。出荷分は回収し、既に購入した人には交換に応じるという。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/12672375/
  • http://www.asahi.com/articles/ASK2953M2K29OHGB00H.html