「男性のみの入店はお断り」イタリアンレストランの看板が波紋


男性のみの入店はお断りの看板を掲げていたイタリアンレストランが、SNS等で批判を受けて、看板を撤去することになった事例である。


「男性のみの入店はお断り」イタリアンレストランの看板が波紋

問題発生の経緯

東京・新宿歌舞伎町のイタリアンレストランが「男性のみの入店」を禁止してTwitterなどで物議を醸し、店側は、「誤解を招いた」として看板を撤去した。

騒ぎのきっかけは、Twitterであった2016年9月17日の投稿だった。この投稿主は、看板の写真をアップして、「男はイタリア料理食べる権利もない時代きてんのな!」と不満を示した。さらに、「女がいないと男は他人に迷惑をかけるって見解なのかな。場所柄外国人も多いし、そういう国だと誤解されるのはやだな…」などとつぶやいた。

店が食べ飲み放題のイタリアンバイキングであることから、男性だけだと食べすぎで採算が悪くなると考えたのではないかともこの投稿主は推測した。
投稿主のツイートは、2万件以上もリツイートされており、Twitterのまとめサイトでも取り上げられ、疑問や批判が相次いでいる。

フェイスブックなどの店紹介も「日本初!男性のみの入店お断り!女性に優しい食べ飲み放題イタリアン」「男性の目を気にせず心行くまで満足したいという要望にお応えします」とうたっている。

情報拡散の経緯

とあるユーザーがTwitterに写真を投稿。
その看板には男性のみの入店禁止と記載されており、批判が殺到。
SNS等でこの写真が拡散され、まとめサイトでも取り上げられる。
誤解を招いたとして、店側は看板を撤去した。

被害者側(炎上させられた側)の情報

2016年9月20日に、広報担当者が「歌舞伎町は、男性が多いイメージがあり、女性がお店に入りづらいことから、気軽に入れるようにと考えました。男性差別という認識はまったくなく、性同一性障害の方ももともと断るつもりはありませんでした。男性はバイキングで食べすぎるからという意図もないです」とコメントをした。

ネット上の反応

「これは酷い」
「男には住みにくい世の中になってきたな」
「店に客選ぶ権利がある」
「これは男が女を誘えるツールとなるのでむしろ喜ばしい」
といった様々なコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

電話などで様々な意見が寄せられ、誤解も招いているとして、2016年9月20日から男性のみでも入店できるようになった。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/12045013/