店員がシンクに入った写真をネット投稿 ピザ店の運営会社が破産


アルバイト店員が不適切写真を投稿し炎上した『ピザーラ』のフランチャイズ店を運営していた会社ワンダーが、破産開始決定を受けた事例である。


店員がシンクに入った写真をネット投稿 ピザ店の運営会社が破産

問題発生の経緯

平成5年5月設立のピザ宅配業者。宅配ピザ『ピザーラ』のフランチャイズ店として埼玉県所沢市などを配達エリアに営業を展開。ピークとなる20年3月期には売上高約2億5050万円をあげていた。

しかし、25年8月、都内東大和店のアルバイト店員が、厨房のシンクに座り込んだり、冷蔵庫に身体を入れたり、床に寝そべったりなど、不適切、不衛生な悪ふざけ写真をネットにアップしたことで騒動となった。これに対し、ピザーラ事業を運営するフランチャイザーが同年8月25日、謝罪文を発表する事態となった。

それ以外にも、従業員がネズミの死骸をあろうことかピザの横に置いて記念撮影をし、ネット上に投稿。
27年3月期の売上高は約2億1000万円を計上したものの、騒動後は信用が回復せず27年10月頃に事業停止に追い込まれ、今回の措置となった。

情報拡散の経緯

不適切、不衛生な悪ふざけ写真をネットに投稿。
その写真がSNS等で拡散。
運営するフランチャイザーが謝罪文を発表。
この影響もあり、信用が回復せず業績が悪化。
破産開始決定。

ネット上の反応

「このバイトに賠償請求した方が良い」
「一人の安易な行為で会社が破産してしまうんだな」
「ウチにもマツコを使ったピザーラのメニューが投函されてるけど頼む気がしない。」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

13年夏に相次いだバイトテロをめぐっては、店員が食洗機に入った画像をTwitterに投稿していたそば屋が倒産するなど、雇い主が影響をこうむるケースもあった。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/economy/stock/12204-11851/
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00010001-biz_shoko-bus_all