現役女子大生で実業家の椎木里佳さんがTwitterに投稿した「美談」が、ネット上で思わぬバッシングを受け、炎上している事例である。
問題発生の経緯
『女子高生社長』という肩書で話題を呼んだ椎木さんは、2016年春には慶應義塾大学に進学。中学3年生の若さで設立したマーケティング会社AMFの代表取締役社長として事業を運営するほか、ワイドショーや情報番組などメディアへの露出も多い。
そんな椎木さんが2016年7月11日深夜に投稿したツイートが、いまネット上で物議を醸している。
椎木さんは車で移動中、「牛丼屋の前でボロボロになっている服を着て、1人で立ち止まってる男性」を窓越しに見かけた。その後、この男性は「財布の中身をチェック」して、「諦めたように(中略)行ってしまった」という。椎木さんは、「お金を握りしめて車から降りよう」と考えたという。だが結局、椎木さんは考えを実行に移すことが「できなかった」。その理由について、「バカにされてるって思われたらどうしよう。もし私のこと知ってたらどうしよう。そんなダサい感情が邪魔をしてできなかった」
と後悔を交えつつ説明している。その上で、投稿の末尾には「今度は(車から)降りてみようと思う。勇気を出して声をかけてみよう」との決意もつづっていた。
椎木さんといえば、東証1部上場企業『ディー・エル・イー』の椎木隆太代表取締役の娘で、慶應義塾の幼稚舎にも通っていたことで知られる。そのため、女子大生社長という肩書についても、親の七光りという批判が定期的にみられる。
こうした背景があるためか、今回の椎木さんのツイートは、ネット上で「苦労も知らないくせに」などと激しい反発を呼ぶことになった。
情報拡散の経緯
女子大生社長の椎木里佳氏がTwitterに「美談」を投稿。
その内容は、ボロボロの服を着た男性に牛丼代を渡そうとしたが、できずに後悔したという。
ネット上では「勝ち組の自己満足」などといった批判が相次ぐ。
炎上騒ぎへと発展する。
被害者側(炎上させられた側)の情報
椎木さんは、こうした様々な反応に対し、2016年7月13日正午現在、Twitterを更新していない。
ネット上の反応
「それは優しさではない、勝ち組の自己満足ではないかな」
「身なりがボロボロだとか、人の事勝手に見下して優越感に浸りたいだけだろう」
「素晴らしいと思いますが、SNSでわざわざ公表することは少し偽善を感じます」
「心が優しくないと感じられない事」
「とても優しい方なんですね。素敵です」
といった様々なコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
18歳で社長という肩書を持つ椎木さんの言葉には、どうしても「上から目線」を感じてしまう人が多いようだ。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/11758493/
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