韓国・釜山で初めて『女性専用車両』が試験運用されるというニュースを受けて、韓国内では、「逆差別だ」という批判の声も多くネット上で炎上騒ぎになっている事例である。
問題発生の経緯
2016年6月16日、韓国・KNNによると、韓国の釜山地下鉄が出退勤時間に『女性専用車両』を試験運用することを決め、物議を醸している。
釜山交通公社は同日、「妊娠中や乳幼児連れの女性に配慮し、女性を狙った犯罪を予防する目的で、22日から通勤時間帯の午前7~9時と午後6~8時に一部列車の1車両を女性専用にする」と発表した。3カ月の試験運用後に世論調査を行い、運用を拡大するか廃止するかを決めるという。
韓国で女性専用車両が運用されるのは初めてのこと。ソウルや大邱などでも導入計画が推進されていたが、「逆差別だ」という指摘が多く、韓国のネットユーザーからは「女性専用車両」の導入に反対する声が多く寄せられた。
ネット上でも熱い議論が戦わされているところとのことで、ジャーナリストの堀潤氏は、「本来の理由よりも、ほかにいろんな不満がそこにあるんじゃないのかなと。
『なんでこの人たちだけ優遇されるんだ』というような思いを感じる」と分析。
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)は、何かやろうとすれば必ず批判がでる風潮は日本も韓国も同じであることに注目しつつ、「もうトイレみたいに男女と、お年寄り・子供たちなどと分けたらいいんですよ」とボヤいた。
情報拡散の経緯
韓国・釜山で初めて『女性専用車両』が試験運用されると報道される。
「逆差別だ」といった批判が殺到。
ネット上で炎上騒ぎへと発展する。
ネット上の反応
「男性専用車両も作るべき」
「いっそのこと、半分から前の車両は男専用、後ろは女専用というふうに分けてしまえばいい」
「セクハラ行為をすると疑われているようで気分が悪い」
「女性専用車両を利用しない女性に対する犯罪を助長することにならないか?」
「もちろん、女性専用車両を利用する女性は追加料金を支払うんだよね?」
といったコメントが相次ぐ。
結果(その後もしくは現状)
日本では2000年から東京や大阪などの都市鉄道で運用されている。インドやエジプトなどでは、男性が女性専用車両に乗った場合には罰金が科せられる。
一方、インドネシアでは2012年に施行されたが、利用率が低いため廃止となった。ドイツや英国などでも「逆差別」問題が拡大し、導入計画は白紙に戻った。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/11656226/
- https://abematimes.com/posts/943095
Author Profile

Latest entries
- 2022.12.28炎上事例人気YouTuberのダメ出しに批判殺到
- 2022.12.27炎上事例自社商品を無断撮影し炎上
- 2022.12.26炎上事例元男性YouTuberの女湯レポに批判が相次ぐ
- 2022.12.16炎上事例踏切内に侵入する動画が拡散され炎上