熊本地震後の芸能人のSNS投稿 「不謹慎」の指摘めぐりネットで議論


熊本県を中心とする大地震が起きて以降、芸能人のSNS投稿に対して批判の声が殺到し、炎上騒ぎに発展することが増えてきている事例である。


熊本地震後の芸能人のSNS投稿 「不謹慎」の指摘めぐりネットで議論

問題発生の経緯

女優の長澤まさみさんは2016年4月14日22時50分ごろ、インスタグラムに女優のりょうさんらと笑顔で写った写真を投稿。「りょうセンパイ!!!!本当かっこ良かったっス!!!!」と
興奮気味につづった。だが、熊本で強い地震が起きたばかりとあり、コメント欄には「不謹慎」「タイミングが悪い、テレビを観よう」といった声がいくつも寄せられた。
ほどなくして、長澤さんはコメントもつけずに写真を削除してしまった。

福岡県出身のモデル、西内まりやさんの投稿も問題視された。
地震発生後、西内さんはツイッターで現地を気遣うツイートを繰り返し投稿。2016年4月16日には、自身のアカウントに寄せられた被災地への応援メッセージをリツイートする企画をスタートした。合わせて、非常時に必要な物を一覧で紹介し、自撮り写真を添えて「頑張ろう。支え合おう」とエールを送った。

これには好意的な声が数多く寄せられたが、一部からは「最後の自撮りいりますか?」「偽善者」との批判的な声もあった。すると、西内さんは先の投稿を削除し、「今の状況で私が発する言葉、行動によって不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい」と謝罪。
「私なりに、1人でも多くの方と共有したい。見守ってるよ。という気持ちで更新させてもらっています」と説明し、理解を求めた。

情報拡散の経緯

地震の発生を受け、芸能人のSNS投稿が波紋。
長澤まさみや西内まりやの投稿が「不謹慎」などと批判され削除。
一方でネットでは、削除したことを疑問視する声も。

ネット上の反応

「不謹慎」
「自分の写真より義援金の振込先や必要物資の送り先を」
「別にいいのに」
「何が悪いんだ?」
「反論する前に募金しにいこうぜ」
「なぜ震災に結び付けて意見してるの?」
「何もかも自粛して毎日悲しい顔して過ごしてなきゃいけないのか」
と様々な意見が投稿される。

結果(その後もしくは現状)

ネガティブな反応に対しての反論も相次ぎ、本人不在のままコメント欄上で議論が続いている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11428103/