飲食店の『メニュー代』で物議、ネット炎上も店側は「紙代かかってる」


中国のレストランでは、食費以外に消毒済みの食器代などを徴収されることがあるが、このたび『メニュー代』を徴収していたレストランが確認され、物議を醸している事例である。


飲食店の『メニュー代』で物議、ネット炎上も店側は「紙代かかってる」

問題発生の経緯

中国メディア・新浪江蘇などによると、このとんでもレストランが確認されたのは江蘇省鎮江市。2016年4月9日、市民の馬さんが新しくオープンした同地の魚料理レストランを訪問した際に、レシートにメニュー代の文字があることに気づき、発覚した。
馬さんの話では、レシートには「菜単1元(約17円)」と記載されており、不思議に思った馬さんが店員に不満を述べると、「オーナーが決めたことなので」と取り合ってもらえず。金額にすれば微々たる額だが、馬さんは悶々とした気分で帰途につくことになったそうだ。

その後、馬さんはそのときのレシート画像をネットに投稿。「これってどう思いますか?」とユーザーの意見を募ったところ、ユーザーからも批判とも呆れともとれる意見が集中。メディアが報じる騒ぎに発展した。

情報拡散の経緯

レストランで食事をしたレシートにメニュー代の印字。
店員に聞いても取り合ってもらえず。
SNSで問題のレシート画像を掲載し、意見を募る。
批判や呆れともとれるコメントが殺到。
一連の流れをメディアが報じ、炎上騒ぎに発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

レストランオーナーは
「(印刷費を含む)メニューの紙代は1枚につき1.2元(約20円)かかっている」と反論し、メニュー代徴収は正当な権利だと主張している。

ネット上の反応

中国では、
「メニュー代を徴収するなんておかしい」
「こんなの初めて見たよ」
という意見が多数。

日本では、
「やる事セコくて感心するわぁ」
「ま、中国だから」
「この国民性だけは見習いたくないね」
といった意見が出る。

結果(その後もしくは現状)

中国では紙に印刷されたメニューを客に提供する店は多く、そうしたレストランではメニュー代は徴収していない。
そのため、たかが1元と言えども、客からすれば「ふざけるな」という気持ちになるようだ。

参考URL

  • http://www.narinari.com/Nd/20160437196.html
  • http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160418-18853292-narinari