「仏では『ドラえもん』放送禁止」はデマ? 発信元の辻仁成氏に非難殺到


辻氏が出演したラジオ番組内で、「フランスでは、TVアニメ『ドラえもん』が放送禁止」と語ったが、の後、デマであることが判明し批判の声が相次いでいる事例である。


「仏では『ドラえもん』放送禁止」はデマ? 発信元の辻仁成氏に非難殺到

問題発生の経緯

フランス・パリを拠点に活動を続ける辻氏が出演した『JUNK 爆笑問題 カーボーイ』。フランスでの生活の話の流れから、フランスにおける『ドラえもん』の話題へと移ったようだ。
「部屋では絶えず『ドラえもん』が流れている」と明かした辻氏に、パーソナリティの爆笑問題・太田光が「フランスでも人気があるのか」と質問。
辻氏は「フランス教育委員会が『ドラえもんみたいなやつがいたら子どもが成長しない』」という理由から、同アニメが放送禁止であると答えた。
また、太田の「フランスでも日本のアニメは人気なんでしょ」という質問には、「大好き。盛り上がっても、『ドラえもん』の話をすると知らない。『ドラえもん』はスルー」と、フランスでの日本アニメ事情を語った。

ネットでは「そうなのか」と信じてしまう人や、「フランスかぶれ」といった、辻氏の発言を鵜呑みにしない派からのコメントが相次いだ。
そうした人の中の一人が調べた結果、フランスのTV会社・Boingが『ドラえもん』の放送権を持っていることが判明。念のため、Boingの公式サイトを確認したところ、たしかに『ドラえもん』のページが設けられていた。さらに、番組スケジュールを見ると、毎日3回ほど放送が組まれているようで、その人気が窺える。

『ドラえもん』がフランスで放送しているという事実を知った人からは、「嘘つき野郎!!」と辻氏への批判が殺到している。

情報拡散の経緯

ラジオでの発言が話題に。
調査した結果、嘘であることが判明。
批判の声が殺到する。
Twitter上で謝罪する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

Twitterでも間違いを指摘する声が多かったようで、辻氏はすでにTwitter上で謝罪している。

ネット上の反応

「『フランスの一部地域では』とか、もっと上手く嘘つけばいいのに」
「ああ、『ドラえもん』デマの火元は辻仁成さんだったのか。納得」
「放送禁止はさすがに釣り針デカすぎ」
「自分の周りの狭い世界だけで『フランスでは~』とか言ってる辻はバカ」
「『フランスに住んでる』と言うためだけに、フランスに住んでる気持ち悪いやつ」
といったコメントが相次ぐ。

結果(その後もしくは現状)

Twitterでフランスツイートをたびたび見せていただけに、余計怒りをかってしまったようだ。

参考URL

  • http://otapol.jp/2016/03/post-5924_entry.html