中国共産党が表明「腐敗は構造的なものではない」 ネット大炎上


中国共産党中央紀律委員会秘書長が報道発表会で発言した内容がSNSで拡散され、批判のコメントが殺到している事例である。


中国共産党が表明「腐敗は構造的なものではない」 ネット大炎上

問題発生の経緯

報道官を兼任する呉玉良氏は2016年1月15日に開催した報道発表会で、同委が推進している腐敗撲滅運動に絡めて、共産党の腐敗は「構造的なものでない」と述べた。

呉秘書長は、腐敗問題で摘発された党員が33万人以上になったことについて、党員全体が8700万人と説明し、「割合は低い」と主張。共産党の特質は「全霊で人民に奉仕することであり、われわれの制度、つまり社会主義制度では人民群衆こそが社会の主人だ」などと主張。

日本時間2016年1月15日午後2時3分に、大手ポータルサイトの新浪網が同話題を『ヘッドラインニュース』として自らが運営する新浪微博の公式アカウントで投稿。
すると午後5時15分までに5000を超える批判等のコメントが殺到して炎上状態になった。

情報拡散の経緯

報道発表会での発言。
SNSでその内容を投稿。
批判コメントが相次ぐ。

ネット上の反応

「構造的腐敗ではない! 普遍的腐敗だ!」
「構造的ではない。体制的だ」
「構造的ではない。根っこからの腐敗だ」
のコメントがもっとも「いいね」を集めている。

結果(その後もしくは現状)

党員数が膨大なために腐敗に手を染める者が多くなると論じたが、この算数は成立しないとの指摘がされている。

参考URL

  • http://news.searchina.net/id/1599899?page=1