『刀剣乱舞-ONLINE-』のイラストレーターにクレームが殺到


2015年6月13日、『刀剣乱舞-ONLINE-』の人気キャラ・鶴丸国永のイラストレーター・Izumi氏が自身のTwitterでイラストを公開し、一部のユーザーからクレームが殺到している事例である。


『刀剣乱舞-ONLINE-』のイラストレーターにクレームが殺到

問題発生の経緯

2015年6月13日、『刀剣乱舞-ONLINE-』の人気キャラ・鶴丸国永のイラストレーター・Izumi氏が自身のTwitterで鶴丸国永の後ろ姿のイラストを公開。
このイラストで鶴丸国永の帯の結び方が「カルタ結び」であると判明し、一部のユーザーが「カルタ結びは男がやると男色受けみたいな意味がある」と指摘。
実際、カルタ結びは江戸時代ごろ、若衆や女性がしていた帯の結び方という諸説がある。
これが一部のファンの間で物議を醸した結果、Izumi氏はTwitterで「深刻の認識不足でそこまでマナー違反なことがあると思いませんでしたと謝罪、2015年8月に発売する公式設定画集『刀剣乱舞絢爛図録』ではカルタ結びではない鶴丸国永のイラストを掲載すると発表した。

また、今回の騒動を受け、2015年6月16日に『刀剣乱舞』原作Twitterも声明を出すことに。
声明では、多数問い合わせがある鶴丸国永のイラストについて、すでに「ゲームに実装されているイラストは差し替えを行う予定はない」ことと、
「『刀剣乱舞絢爛図録』に収録される鶴丸国永のイラストも現状の帯の結び方(カルタ結びのまま)で収録する」と知らせた。
加えて公式は「今後『刀剣乱舞-ONLINE-』のイラストやキャラクター設定に関しましては直接イラストレーター様へのお問い合わせはお控えくださいますようお願いいたします」
というアナウンスも残している。
以前にも『刀剣乱舞』では、同作に登場する加州清光と大和守安定のイラストが「トレパクだ」とイラストレーターにクレームが殺到し、ニトロプラスの代表取締役・小坂崇氣氏が「トレースではない」という旨の声明を発表する事態も起きている。

情報拡散の経緯

Twitterや掲示板等にイラストが拡散。
それを見たユーザーが、批判的なコメントを投稿。

加害者側(炎上させた側)の情報

イラストレーター自身のTwitterに、直接クレームの投稿をする。

被害者側(炎上させられた側)の情報

Twitterで「深刻の認識不足でそこまでマナー違反なことがあると思いませんでした」と謝罪。
イラストを修正すると発表。

ネット上の反応

「公式側が一度決定してるのをいちファンがぎゃーぎゃーいうのってナンセンスだとおもう」
「原作ツイッターさんの反応で正解だと思う。」
「絵師さんに文句言う人がいるのが理解できない」
といった、クレームを投稿したユーザーに対しての批判コメントが多数。
中には、
「イラストをアップしてくれるのはうれしいけど、『刀剣乱舞』は過激なファンも多いから、控えたほうがいいのでは…」
といった声もあり。

結果(その後もしくは現状)

原作、公式Twitterで声明を発表したこともあり、収束に向かっている。

参考URL

  • http://otapol.jp/2015/06/post-3141.html
  • http://xn--dkqp0gri91r38rn1wmlurtz.com/archives/33996773.html