2015年6月18日、マンガ『中国嫁日記』の作者が、委託販売しているフィギュアの利益の取り分を特別に引き上げてもらったことを自身のブログで明かし、ネット上で物議を醸している事例である。
問題発生の経緯
マンガ『中国嫁日記』の作者井上さんがブログで6月18日に公開したエッセイマンガ。『中国嫁日記』に登場するフィギュアを自主制作して『とらのあな』で販売したものの、在庫が半分ほど残っていてピンチを迎えている、という近況をつづった内容。
マンガでは、在庫を売り切るために価格を下げてイベントで手売りするという告知が主題だったが、ネットで注目を集めたのは、途中で描かれていた『とらのあな』スタッフとのやりとりの部分。
フィギュアの価格を安く設定しすぎて困っていた井上さんに、スタッフが「普段は値段の7割がサークルの取り分ですが…これを8割にするというのは…」と、販売価格の卸値の掛率(井上さん側の取り分)の引き上げを提案。
井上さんも「マジですか!?」と感激。「こういったことはめったにしないんですけど」「長い付き合いですから… 困ったときはお互い様ですよ」というスタッフのセリフとともに、こうした『とらのあな』のはからいによってフィギュアの赤字は回避できたと、2人のやりとりを紹介。
このように『とらのあな』側のマージンをさらっと公表したことに、ブログへのコメントでは
「価格や仕切り価格は非常に繊細な問題なので、それを晒(さら)すのが信じられない」
「なんでマージン晒すんだ。下手したら担当者さん首飛んじゃうんじゃない?」と批判の声が続出。
情報拡散の経緯
ブログを見たユーザーが掲示板等に問題の漫画を拡散。
被害者側(炎上させられた側)の情報
ブログの更新がストップしている状態。
ネット上の反応
「恩をドロップキックで返してる感ある」
「このマージン晒しで得する人ってジンサン(※編注:井上さん)と一部読者以外誰もいないよね
一般サークルは知りたくなかった事実を知って自分が軽視されてる気になるし虎は取引先から失望されるしで」
「7割の取り分で取引してるサークルからとらのあなに問い合わせが殺到する予感……!」
といった声が上がっている。
結果(その後もしくは現状)
以前も、ブログが炎上したことがあり。
参考URL
- http://news.ameba.jp/20150619-1114/
- http://jin115.com/archives/52085602.html
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