【炎上事例】妊娠・出産のたびに失言…小雪を悩ます“マタニティー炎上”


2015年5月19日に行われた自身出演の映画の記者会見で、第3子を妊娠した女優の小雪が、3人目の子供を持つことになったことについて「親になって初めて人間にさせていただいたと思っています」と発言し、ネット上では、「子供を産めない女性は人間じゃないのか?」などと非難が噴出、炎上した事例である。


妊娠・出産のたびに失言…小雪を悩ます“マタニティー炎上”

問題発生の経緯

発端は、2015年5月19日に行われた自身出演の映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の記者会見で口にした“不用意な”ひと言。
3人目の子供を持つことになったことについて「強くならざるを得ない」と、母親としての覚悟を語ったのはよかったが、続けて「親になって初めて人間にさせていただいたと思っています」と発言したことが、炎上に繋がった。

本人は、親になってたくさんの経験が得られたと言いたかったのだろうが、ネット上では、「子供を産めない女性は人間じゃないのか?」「不妊で悩んでいる人はどう思うか考えないのか?」などと非難が噴出する事態に。

さらに、会見に俳優の唐沢寿明が同席していたことを指摘し、「唐沢のところも子供が欲しかったのにできなかったんじゃなかったか?」と配慮のなさを糾弾する声も上がっている。

これまでも妊娠・出産・子育てに関する言動が物議を醸してきた。

第1子を出産した2012年には、3つの公立保育園に申し込み、空きが出るのを待っていることを月刊誌で明かしたことが問題になった。
女性誌が行ったアンケートでは「本人の収入面から考えて、公立保育園は他の待機児童に譲るべき」などの声が寄せられ、大ブーイングを浴びるハメに。

第2子を韓国で出産した13年には、養生のために入所した産後院のセレブぶりが報じられ、「産後院のステマだ」とネットで大炎上。
結局、要求したサービスが受けられなかったとして途中で転院したが、その際に料金トラブルが発生したことで、さらに多数の非難を浴びた。
そして、今回の炎上騒動。
しかし、中には、メディアの対応で炎上してしまったのではないか?と意見する人も複数あり。

情報拡散の経緯

記者会見でのコメントが、メディアに一部を切り取られる形で取り上げられ、内容が「親になって初めて人間」という言葉に転換される。
それを見た視聴者からの批判等が、SNSなどに書き込まれた結果、ネットで炎上。

ネット上の反応

ネット上では、配慮を求める声や非難の声がある一方、同情の声も多い。

配慮を求める声や批判の声
「言いたかったことはわかる。配慮ある言い方が欲しかった。」
「批判されて当然、と言うか浅はか。」
「軽はずみの言動が多いからなんじゃない?」
「自分のことだけじゃなく周りの人のことも考えようよ。」

同情の声
「自分自身に対して言ったことを一般論に置き換えて批判されてもね。」
「このところ「配慮」という名の言葉狩りが横行しがちなように思える。なにごとも過剰は禁物。」
「自分の人生について実感を述べただけで叩かれねばならんのか。」
「メディアによって変な話にされてしまうのかと思うと芸能界は怖い。」

掲示板等でも批判の声よりも、「言葉のチョイスが誤解を招きやすいものであった。」という声の方が多い。

結果(その後もしくは現状)

小雪で検索すると、「小雪 炎上」といったキーワードが表示されるが、収束に向かっているようだ。
また、この事柄が発端で、出産経験者と未出産の意識の違いなどを特集したコラムなどが、人気となっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/10141005/
  • http://matome.naver.jp/odai/2143235639884720301?page=2
  • http://nstimes.com/archives/11932.html