シンガポールの航空会社「スクート」が、イラストレータ(黒川竜浩)さんが書いたイラストを無断で利用したことを、イラストレータがTwitter上に投稿をし、ネットで物議になっている事例である。
問題発生の経緯
今回トラブルになっているのはシンガポールの航空会社「スクート」。イラストレータ(黒川竜浩)さんが書いた(OLちゃん)を無断で利用していたということでした。
無断利用というより一度利用許可はあったようだが、イラストレータの黒川さんが忙しく返信できずそのままにしておいたら勝手に利用されてしまった。
事の発端は、作者が書いたイラストOLちゃんがニュースサイトなどで取り上げられてた頃に、シンガポールの航空会社のスクートからコラボを申し込むメールが送られてきた。しかし、忙しく、他にもそういった企業からのメッセージは来ていたので、後回しにする形で返信せず放置。
スクートという航空会社のTwitter公式アカウントでイラストが投稿されたので「企業の公式アカウントでそういうことされると商用として認識せざるを得ないから、その絵だけは削除して欲しい。」という内容のメールを送るも、スクートはこれに応じることはなく表示されたまま。理由としては、イラストを利用したのではなくインスパイアした別のキャラクターであるという解釈。
その回答に、納得が出来ない作者はスクートに直接なんか言ってもダメだと思い、この件を周知させることにしいきさつを簡潔にまとめ、また見かけてもリツィートなどは控えて欲しい。とTwitter上に投稿する。この投稿を見たユーザーからは「企業のやることではない。謝罪して消すべき。」などの声が上がり、スクートは、該当のイラストを削除することとなる。
情報拡散の経緯
作者がスクートとのやり取りをTwitter上に投稿。それを見たユーザーが、スクートの公式アカウントへ批判コメントを投稿。スクートは、問題となったイラストを削除するが、削除のみの対応にさらにユーザーから批判を受ける。
加害者側(炎上させた側)の情報
当初は、使用許可を出していないイラストが使われ、削除してもらえなかった。「見かけてもリツィートしないで。」と要点のみ投稿したため、ユーザーから「スクートの投稿に悪質性はない。」と言われてしまい、やり取りをまとめてTwitter上に投稿。その投稿後は「問題が解決するまで何も言わない。」として事の進展を見守っている状態。
被害者側(炎上させられた側)の情報
作者から削除依頼があった際は、イラストを利用したのではなくインスパイアした別のキャラクターである。として削除に応じず。その後、作者がTwitter上にスクートとのやり取りを投稿したところ、それを見たユーザーから謝罪すべき等のコメントが投稿される。その為、問題となったイラストを削除し公式Twitterで削除した事を報告するも、作者に対して謝罪等はないため、更にユーザーから批判的なコメントが投稿されてしまう。
ネット上の反応
作者に対しては「負けるな、頑張れ」等の応援する声が上がっている。スクートに対しては「謝罪しろ」「企業のやることではない」「盗作広告は止めよう。」といった批判の声しか上がってこない。
結果(その後もしくは現状)
現在も、公式Twitterに批判的なコメントが掲載されている状態。今回の件で「スクートだけは絶対に利用するな。」といった事業にまで影響が出そうなコメントも出始めている。
参考URL
- http://www.yukawanet.com/archives/4876792.html
- http://togetter.com/li/824359
- https://twitter.com/black9arrows
- https://twitter.com/InsideScootJP/status/601223226719535105?lang=ja
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