誹謗中傷白書 <第4回>/Wikipedia情報の信憑性


なぜ、人はインターネットで誹謗中傷をするのでしょうか。
「インターネットの誹謗中傷」の根底にある要因をさまざまな角度から情報収集し、原因を分析します。
そして、根底からの問題解決を目指します。(不定期更新)


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誹謗中傷白書

<第4回>Wikipedia情報の信憑性

WIRED 2014年06月10日配信

研究者のチームが、アメリカで最も広まっていて最も費用のかかる10の病気についてのWikipedia(ウィキペディア)の記事を評価した。同時に、フリー百科事典で知識を得る同僚たちに警告を発している。

(中略)

そこでアメリカの医師のグループがはじめたのが、デジタル百科事典の代名詞的存在、Wikipedia上の医学に関するページの信頼性を評価し、判定を下す取り組みだ。

「Journal of the American Osteopathic Association」で公開されたこの研究は、数多ある病例のなかでも、治療や診断に費用のかかる病気のいくつかを扱った、10のページについて考察を行った。
10のうち9のケースに、間違いや欠陥があった

結果としてわかったのは、「脳しんとう」についての記述のみが、正確で満足のいくものだったということだ。一方、糖尿病、高血圧、腰痛、虚血性心疾患、肺ガン、脂質異常症、鬱病、慢性閉塞性肺疾患、変形性膝関節症に関する記事は、主要なマニュアルや最新の科学的発見と比較すると、重大な不一致があることが明らかになった。

研究者たちのチームは、こうした結果をもとに、医学的情報を求めてウェブを探し回るときには最大限の用心をしなければならないことをあらためて強調した。

※全文はソース(引用元)をご覧ください
Wikipediaは常に真実が書かれている信憑性が高い情報サイトと思っている方は多いのではないでしょうか。

テレビを見ていても、芸能人の方が「自分のWikipediaにこんな事が書いてあって…」と言ってる場面が増えたように感じます。

アメリカの医師グループは、Wikipediaに掲載されている病気に関する10のページの信頼性の研究を行いました。
すると、10のうち9のケースで、掲載情報の間違いや欠陥があったそうです。

今回紹介した記事は医学情報に関する信頼性ですが、Wikipediaには医学情報以外にも間違った情報が掲載されているケースが結構あります。

なぜかというと、Wikipediaの掲載情報の引用元は、インターネット上のWebサイトに記載されている情報が出典元となっている場合が多いからです。

インターネット上の真実が不明確なWebサイトの情報を元にして、Wikipediaの情報が作られる訳ですから、その情報が正しいかどうかはもはや信憑性が怪しくなります。

つまり、本来は「Wikipediaに掲載されているから」という理由だけでは、正しい情報であるかは判断しきれないのです。

ですが、「Wikipediaに載っているから」という理由で、情報を信じ込んでしまう人はとても多いと思います。

Wikipediaに限らず、信憑性が高い方法で掲載されているデマ情報でお困りのお客様は多いです。

信憑性が高い方法で掲載されているデマ情報でお困りの場合、
下記2点がポイントになります。

・たくさんのサイトにデマ情報が拡散している
・信頼性のあるサイト(例を言うとWikipediaやニュース配信形式のサイト)にデマ情報が掲載されている

上記2点のどちらかに当てはまる場合、
デマ情報の被害がさらに拡大する可能性が高まります。

一度、何かしらの対策をご検討された方が良い状態と言えます。

弊社では、常にお客様により良いサービスの提供が出来るよう、技術向上に取り組んでいます。
インターネット上の誹謗中傷や風評被害、2ちゃんねるや口コミサイトなどの対策、
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蓄積しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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