過激な演技指導で炎上


映画監督が、少年への過激な演技指導を行っていた動画がネット上で拡散されると、批判コメントが相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


過激な演技指導で炎上

問題発生の経緯

ことの発端は『VICE Japan』が17年12月5日にYouTubeで公開した「小林勇貴監督作品:映画『ヘドローバ』撮影舞台裏 (4)『長』編」というタイトルの動画。

メイキング映像を映したものだが、子役を務めた少年が元プロ格闘家の俳優から髪をつかまれ、何度もビンタを受ける。現場にいた小林監督は「これだけ殴られたところを見ると、これに説得力がすごくあるね。恐ろしいものが撮れてしまいましたが、そうですね。でもすごい良かったです、“児童虐待”撮りました」と笑顔。激しく殴られ続けた少年は「とにかくヤバかったです…いろいろ、死にそうでした」と、撮影後のインタビューで語っていた。

この動画が、一部ユーザーによってSNSに投稿されると、瞬く間に拡散。批判コメントが相次ぎ、炎上騒ぎへと発展した。

情報拡散の経緯

問題となる動画が公開される。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動をうけて、クレジットを削除される。

ネット上の反応

「こんなの演技じゃないよ 泣いたり、怯えてるのは生理現象」
「実際に暴力をふるうのではなく、演技指導に力をいれてほしい」
「この子役の子はトラウマになってしまうのではないかと心配」
「ただの暴行」
「これはどう考えても虐待。あの雰囲気の中で大人に囲まれてNOと言える子供がいるわけがない」
などと言ったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、22年夏公開のバイオレンス映画『激怒』の公式Twitterが25日に更新され、小林勇貴氏のクレジットを削除することを発表した。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/70127d1e88432f3099ccfe6579a601ecafb2bb38