トロールズ人形に批判が相次ぎ回収騒ぎに


子ども向けに発売されたトロール人形に、不適切なボタンが付いていると批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


トロールズ人形に批判が相次ぎ回収騒ぎに

問題発生の経緯

今回問題となったのは、アメリカ・ロードアイランド州に本社を置くおもちゃメーカー『Hasbro(ハズブロ)』が新しく発売したトロール人形。

3Dアニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』の主人公ポピーを人形にしたもので、お腹を押すとクスクス笑ったり、歌ったり、「抱っこして」とおねだりする仕様の人形。ところが、お腹とは別にもうひとつの隠れボタンが脚の間に設置されており、しかもその声が「うふふ」「うーん」など、聞き方によっては喘ぎ声のようにも聞こえてしまった。

SNSでは、ボタンの位置や人形が出す声がいかに不適切であるかを示す動画がいくつも投稿されると批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

問題となる人形が発売。
ボタンの位置などに批判が殺到。
不適切であるかを示す動画がネット上に投稿。
SNS等で瞬く間に拡散。
炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

人形のメーカ側は、「本機能は人形を座らせた際に反応するよう設計されたものでした。私たちは決してこのような騒動を望んでいません。購入されたお客様には、同様のポピー(トロール)人形を代替品としてお送りさせていただき、また、本商品は店頭からは回収いたします」とコメントした。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「そうなる事ぐらい想定できるだろうよ」
「明らかに大人の悪意がある」
「いくらなんでもこれはアウト」
「クレーマー気質のアメリカ人が騒いでるわ…と思ったけれど、これは厳しいかな」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この動画が国会議員のTwitterアカウントなどでも拡散され、子どもたちに悪影響だと、発売中止・回収を求める署名活動がChange.org上で開始された。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/18763624/