日の丸マスク 誤情報のクレームで製造休止に


日の丸のロゴ入りマスクを販売してきた会社が、誤情報のクレームで製造休止に。その誹謗中傷に乗ったタレントに、批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展している事例である。


日の丸マスク 誤情報のクレームで製造休止に

問題発生の経緯

愛知県の企業が製造する日の丸のロゴ入りマスクは、『ピッタリッチ』という商品で2015年から製造販売されており、羽生結弦選手が着用したことで注目された。
同マスクには日の丸と「CLEVER」(賢い)という縫いつけがあり、それがマスク不足が深刻化する中で一部から問題視されることに。そしていつの間にか政府の指示で製造したものというデマが勃発。

そのデマに、作家の室井佑月も乗っかる形で「今の政府のやってることって、ごっこ遊びにしか見えない」、「これを作るのに、コストどのくらいあがったんだろう。こんなことより、枚数だろうに」との非難ツイートをぶち上げていた事で批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している。

情報拡散の経緯

マスク会社に誤情報のクレームが寄せられる。
その情報に乗っかかり、拡散。
誤情報だと確定し、投稿を削除。
しかし、風評被害が広がり製造と販売を中止。
この事を受けて、室井に批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

室井は同日中に前ツイートを削除したうえで、「マスクの日の丸の記事、あたしもあたしの発言を訂正します。迷惑をかけてしまった方、すみませんでした」との訂正をツイートしていた。

ネット上の反応

「室井さんやメディアは謝罪すべき」
「完全に名誉毀損や業務妨害」
「日本のメーカーが日の丸つけて何が悪いんだよ。」
「貴方がした事の報いを真摯に受け止めて」
「なあ~んも悪くも無いし。気にする事も無い」
「そもそもハッシュタグ付きで批判される程のことではなかったと思います」
などといった様々なコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

5月27日には同社の社長が「SNSでの誹謗中傷について」との一文で始まるツイートを投稿し、室井の元ツイートもスクショで掲載。これが5万回もリツイートされ、室井に対してあらためて「誹謗中傷で営業妨害した!」との批判が殺到。
そこから広まった「#室井佑月のテレビ出演に抗議します」とのハッシュタグもトレンド入りしている。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12277-681738/
  • https://www.sankeibiz.jp/business/news/200602/bsm2006021225007-n1.htm