福山哲郎幹事長に抗議殺到


政府の専門家会議の座長に対し、立憲の福山幹事長が国会質問で答弁内容にクレームを付けている場面が放送され、炎上状態となっている事例である。


福山哲郎幹事長に抗議殺到

問題発生の経緯

2020年5月11日の参院予算委員会で、立憲民主党の福山哲郎幹事長が、政府の専門家会議の尾身茂副座長に対し質問を始めた。

その質問内で、尾身氏が2020年5月4日の記者会見で新型コロナウイルスの感染者が無症状や軽症も含めると陽性判明者の10倍以上いるとの専門家の見方に同意したと主張し、そうすると感染者は約10万人いるという認識でいいかと聞いた。これに対し、尾身氏は、10倍に同意したわけではないと説明。
「10倍の可能性も否定もできないし、肯定もできないんですね?」と再質問し、尾身氏が答弁に出てくると、安倍晋三首相が何らかの「アドバイス」をしたとして、野党から激しいヤジが飛んだ。福山氏も、「総理が答弁指示してどうするんですか」と自らの席で声を荒げ、速記が中断される騒ぎに。

その後も、尾身座長が説明をすると福山幹事長は、「ちょっと短くして下さいよ」とクレームを付け、重要な情報を示しても、「まったく答えていただけませんでした。残念です」と返答。

このやり取りをテレビなどで見ていたネットユーザーや医療関係者から、批判コメントが相次ぎ、炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

問題となるやり取りがテレビで中継される。
この内容が、情報番組などで取り上げられ批判が殺到。
SNSや掲示板等で拡散。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて釈明するも、批判がやまない。

被害者側(炎上させられた側)の情報

2020年5月13日、自身のYouTube公式チャンネルで
「尾身先生にこの間のご尽力に感謝と敬意を申し上げた、敬意を持って接していたつもりですが、少し言葉も含めて厳しい口調になった。
今後丁寧な質疑にしたいし、私の本意ではなかったのでおわび申し上げたい」と謝罪したが、この謝罪に対しても批判が相次いでいる。

ネット上の反応

「忙しいなかわざわざ出席した専門家に失礼」
「野党のいつもの戦法だね」
「こんなことが許されるのかね。信じられない」
「党略のためなら何でもお構いなしやね」
「政治家が国民を攻撃してどうするの?」
「辞任しろ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けてTwitterでは、「#福山哲郎議員に抗議します」というワードがトレンド1位になり、「#尾身先生を応援しよう」というワードもトレンド入りした。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/c6d30c5de3c25b2e42ebd81f07747ff90a87f7d3
  • https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5136ac88b8d365ec668a29fe34d427c1c2fe86