コロナ感染女性がネットで炎上


コロナに感染していたことを知りながら山梨県に帰省した女性の個人情報が、ネット上で拡散され、炎上状態となっている事例である。


コロナ感染女性がネットで炎上

問題発生の経緯

政府は2020年5月4日、被害拡大を防ぐため『緊急事態宣言』を5月31日にまで延長することを発表した。
そんななか、今ネットで大炎上を巻き起こしているのが、コロナに感染していたことを知りながら山梨県に帰省したという20代会社員女性だ。

味覚・嗅覚に異常を感じながらも、出勤を繰り返し、高速バスで山梨県に帰省。友人たちとバーベキューしたのちに整骨院を受診したり、ゴルフに興じたりといった行動が次々と報じられた。また、2020年5月1日にPCR検査を受け、実家待機を要請されていたにも関わらず、女性は高速バスで帰京。当初、5月1日の検査後、結果が出る前にバスに乗ったと話していたが、のちに通報があり、感染が判明した5月2日に乗車していたことが発覚。虚偽の報告をしていたことも明らかに。

このようなコロナ感染拡大を顧みない行動が怒りを買ったのか、ネットでは女性に対して批判コメントが殺到。SNSでは私刑ともとれる特定作業も過熱しており、炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

コロナ感染女性の行動が明らかに。
女性に対して批判が殺到。
個人情報を特定される。
その個人情報が、SNSや掲示板で拡散。
炎上騒ぎへと発展する。

ネット上の反応

「コロナをまき散らすテロリスト」
「絶対に許せない」
「庇える要素が全く無いし、私刑が起こるのも仕方無いと思う」
「叩きたくなる気持ちはわからないではないけど」
「今のご時世何かあればネットに晒される」
「彼女に同情はできない」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

本人のものと思しきTwitterアカウントが特定され(のちに削除も、本人のものかは不明)そこから、勤め先の店の情報や電話番号などを記載したまとめサイトがネット上に乱立した。
この騒動を受けて、特定されたとされる職場が、2020年5月4日に「SNS等における事実無根の情報について」という声明を発表した。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/18224603/