市長の「マスク返して」に批判殺到


愛知県の豊川市長は、中国に支援物資として送った4500枚のマスクを返して欲しいと発言し、批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


市長の「マスク返して」に批判殺到

問題発生の経緯

新型コロナウイルスの流行をめぐり、愛知県豊川市は、友好都市提携を結んでいる中国の江蘇省無錫市新呉区にマスク4500枚や防護服のセットを支援物資として送ったが、愛知県内でも感染が拡大し、職員らのために市が備蓄していたマスクが5月には底をつくということで、豊川市長が、「もし在庫があれば返してくれないかという交渉をしている最中です」と発言した。

この発言が情報番組等で放送されると、SNS等で瞬く間に拡散され、批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

記者会見で「マスク返して」と発言。
この発言が、マスコミ等で報道。
その後、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「みっともない。愛知県民として恥ずかしい」
「今さら返してくださいとは情けない。日本人がみんなそういう感覚だと思われるのではないか」
「一度送ったものを返してというのはちょっとありえない」
「募金しておいて後で返してなんて言える?」
「たった、4500枚だけでしょ?」
「今年の豊川の市長はだめだな。へらへらしてるし。もっとしっかりして欲しい」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

市長の発言は中国でも伝えられ、中国側がすぐさま5万枚調達したと報道されると、ネット上では美談として評価される一方、市長に対しては、さらに批判が相次いでいる。

参考URL

  • https://news.biglobe.ne.jp/international/0325/rec_200325_2670653527.html
  • https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20200326016/