人気漫画が海外で炎上


人気漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する人物をめぐって、海外から批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなってしまった事例である。


人気漫画が海外で炎上

問題発生の経緯

2020年2月3日に発売された『週刊少年ジャンプ』10号で連載中の漫画『僕のヒーローアカデミア』で、第259話に登場した人物の名前『志賀丸太』が、旧日本軍の731部隊を連想させるとして韓国や中国で炎上状態となった。

具体的には、第2次世界大戦中の旧日本軍「731部隊」が、人体実験の被害者を「マルタ(丸太)」と呼んでいたとして、これは被害者への冒涜だとTwitterなどで批判が殺到したことで、発売元の集英社側が名前を変更すると発表したが、この変更に、日本ユーザーからは異論が出ている。

情報拡散の経緯

韓国や中国語に翻訳された漫画がネット上に投稿。
SNS等で違法アップロードされる。
名前への批判が殺到し、炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、名前を変更すると発表。
日本のユーザーから批判が相次ぐ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

作者の堀越耕平さんは2020年2月3日、指摘を重く受け止め、名前を差し替えるとTwitterに投稿した。

ネット上の反応

この騒動を受けて、日本のユーザーからは、
「いくら何でも難癖でしょ」
「あっさり屈してたら創作なんてできない」
「これからは丸太小屋という言葉も禁止用語になるのか…」
「ジャンプは悪しき前例を作ってしまった」
などといったコメントが相次いでいる。

結果(その後もしくは現状)

日本のTwitterユーザーのあいだでは「発売より2日前の違法アップロードを読んだ韓国人が怒っている」と指摘するツイートが12000RTされるほど拡散し、「海賊版ユーザーの抗議に対応する必要はない」といった声も上がっている。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200204-00161706/
  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000009-jct-ent