「アナ雪2」ステマ疑惑で炎上


「アナ雪2」の感想を描いた漫画が一斉にTwitterへ投稿されたが、その不自然さからステマ疑惑が浮上し、ネット上では炎上騒ぎとなっている事例である。


「アナ雪2」ステマ疑惑で炎上

問題発生の経緯

映画『アナと雪の女王2』の感想を描いた漫画が、2019年12月3日の19時ごろに7本一斉にTwitterへ投稿された。

漫画を手がけたのは、いずれもTwitterでの活動で注目を集める漫画家たち。7作ともカラー2ページで、ツイートにはハッシュタグ「アナ雪2と未知の旅へ」「アナと雪の女王2」が入るといった共通点がみられる。さらに、どの漫画にも「PR企画である」とは明記されておらず、なかには自発的に見に行ったかのような描写もあり、読者からは「ステマではないか?」といった指摘が相次いだ。
12月4日の朝にはTogetterに当該ツイートがまとめられるなど、炎上状態となってしまった。

情報拡散の経緯

感想を描いた漫画が一斉にTwitterへ投稿。
この投稿が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
この騒動が、まとめサイトに掲載され、さらに拡散。
炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

騒動を受けて、漫画の作者が謝罪のツイートを順次投稿。全員が一様に「今回は試写会に招待されてPR漫画を描きました」と述べ、「PR」であることの説明が不足していたとコメントした。

ネット上の反応

「さすがに草生えますよ」
「PRであることは口止めされてたんだろうなぁ」
「作家に余計な批判が行くリスクを背負わせてるのが本当に胸糞悪い」
「広告代理店は名乗り出て謝罪しろよ」
「言い訳が苦しすぎるわぁ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

もともと宣伝であったことが判明したうえ、おのおのの謝罪対応までほぼ同じだったことから、かえって疑念は拡大。
この騒動を受けて、ウォルト・ディズニー・ジャパンは12月5日に謝罪文を公開した。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000099-it_nlab-sci