広島県の被爆少女を描いた小説の映画化に批判殺到


広島県で被爆した少女の生涯を描くハリウッド映画の主役が、白人女性と判明すると批判コメントが多数投稿され、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


広島県の被爆少女を描いた小説の映画化に批判殺到

問題発生の経緯

終戦直前の1945年8月6日、当時2歳で広島で被爆し、白血病を発症してわずか12歳で亡くなった佐々木禎子さんの生涯を、ハリウッドが映画化することを決定し、先日主要キャストが発表された。

ところが白人女優が主役に抜てきされたことから、米国内ではアジア系市民を中心に「ホワイトウオッシング(白人至上主義)だ!!」と反発が広がっており、SNSでは「いい映画には白人が必要なんだね」「広島の原爆で1万4000人以上が犠牲になった。ハリウッド↓『そうだ、被爆者を取材した白人女性の映画を作ろう』」など、皮肉たっぷりの批判が殺到している。

情報拡散の経緯

映画のキャストが発表。
この発表が、SNS等で拡散。
「ホワイトウオッシング」などと批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまった。

被害者側(炎上させられた側)の情報

同映画のリチャード・レイモンド監督は「フェイスブックなどで批判を受けていることは承知している」とコメントしている。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「日本人の俳優を使わないこと自体がおかしい」
「やっぱりアメリカだな。」
「どうせ自分達の都合のいいように描くんだろう」
「変に過敏過ぎる」
「観てみないことにはなんともだね」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、監督は「この映画はサダコの視点から語られる作品で、日本人もキャスティングされていて、日本で撮影される」と強調しており、騒動の収束を図ろうとしているようだ。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/16443727/