ホームセンターのCMが人種差別だとして炎上


ドイツのホームセンターのCMが人種差別だとして、韓国の女性から批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


ホームセンターのCMが人種差別だとして炎上

問題発生の経緯

ドイツのDIY用品を扱うチェーン店、ホルンバッハによるCMは、庭仕事をしている白人男性らが汗まみれの衣類を脱ぎ捨てて箱の中に投げ捨てると、東京のような灰色の産業都市の映像に切り替わる。そこで、アジア人女性が、男性たちが着ていた汚れた衣類を詰めた袋を買い求め、これを開いて臭いを嗅ぎ、恍惚(こうこつ)とした表情を浮かべてうめき声を上げると、「これが春の香り」というキャッチコピーで締めくくられる。

韓国の首都ソウルでは、「何を言おうと、このCMは不適切」とツイート。「欧米社会においてアジア人女性は、人種差別的な中傷に基づく数え切れないほどの性的暴行を受けてきた」とアジア人女性に対する人種差別だとして多くの女性が怒りの声を上げ、この企業に対して謝罪を要求する署名運動に発展している。

情報拡散の経緯

ホームセンターのCMが放送される。
その内容が、SNS等で世界中に拡散。
韓国の女性から批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。

被害者側(炎上させられた側)の情報

ホルンバッハ側はTwitterで、このCMは人種差別的なものではなく、「都会では生活の質が低下している」ことを示しているのだと反論。
アジア人女性が登場した産業都市は架空の場所で、アジアのどこかの都市をモデルにしたわけではないと主張した。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本ユーザーからは、
「アジア人として驚愕に堪えない」
「差別を意図して表現しなくても差別的な表現っていっぱいあるでしょう」
「これで炎上しても自社の名前が有名になる計算」
「韓国の人達って立派だなあ」
「今回は本当に行きすぎ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

韓国では、ホルンバッハに対して公的な謝罪とCMの取り下げを求める署名運動がネット上で行われ、賛同者は2019年3月28日午後までで1000人近くに達している。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/16242769/