殺人現場のフェイク動画で大炎上


あるTwitterユーザーが、殺人現場のフェイク動画をネット上に投稿したことで批判が殺到。大炎上となっている事例である。


殺人現場のフェイク動画で大炎上

問題発生の経緯

事の発端となったのは、2019年3月15日にあるTwitterユーザーが投稿した「みんなにお願いがあります。この動画拡散してください」とつづられたツイート。
そのツイートには暗闇の中で2人の人間がもみ合いの末、一方がもう一方を刺しているような動作が映されているもの。刺された方は倒れ込み、刺した方はその場から立ち去る様子も映されていた。

このツイートには、さらに「この人が倒れた後にすぐに通報しました ナイフか何かの刃物で刺されたみたいです」「犯人はまだ捕まっていません」と記されており、具体的な市の名前も書かれており、特定を呼び掛けていた。

この動画が広まり、地元住民などが警察署に通報する事態に発展すると、このTwitterユーザーは2019年3月17日にふたたびTwitterを更新し、「動画には続きがあります…レッツシンク!」と、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』を彷彿させるキャッチフレーズとともに、新たな動画をアップ。
その動画では刺した男性がカメラに近づいてきた後、「テッテレー ドッキリでしたー」と宣言するもので、刺した男性も元気そうに走り回り、「テッテレー」と叫んでいた。

この動画についてネットからは、批判コメントが殺到し、大炎上となっている。

情報拡散の経緯

殺人現場のフェイク動画を投稿。
この動画が、SNS等で拡散。
ドッキリだと告白。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

加害者側(炎上させた側)の情報

ツイートにはアマチュアのロックバンド・コロンプラッサーの公式ユーチューブチャンネルがアップした動画へのリンクが張られており、動画について「世間を相手にしたドッキリ」「殺人ドッキリ」と説明。
動画に映る2人は酒を飲みながら、「ありがとうございます! 酒がうまい」「いま僕たちに騙されてどんな気持ち?」と始終ネットユーザーを煽っていた。

ネット上の反応

「悪質すぎる…」
「超えちゃいけないライン超えてる」
「ドッキリで済まされるようなものじゃない」
「不謹慎過ぎる。」
「実際に警察に連絡した人どれだけいると思ってるの?」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

実際に通報したネットユーザーも多くいることから、事態はより大きくなることも考えられており、今尚、炎上状態となっている。

参考URL

  • https://news.nicovideo.jp/watch/nw5011738