ロシア先端ロボット 実は着ぐるみで炎上


子供向けの科学イベントで、歌って踊れる最先端ロボットが公開されたが、実は着ぐるみだったことが判明し、炎上騒ぎとなってしまった事例である。


ロシア先端ロボット 実は着ぐるみで炎上

問題発生の経緯

ロシア国営テレビは2018年12月11日のニュース番組で、子供向けの科学イベントで歌って踊れる最先端ロボット『ボリス』が公開されたと報じた。
ニュースは「イベントで最先端ロボットが披露された」と誇らしげに報道。「数学は得意。でも絵と音楽を覚えたい」と「ロボット」が話すと、リポーターは「踊りは既に習得し、まずまずの様子」と応じた。

しかし、頭部と胴体の隙間などから、人間が入っているとすぐ見破られた。さらに、ボリスによく似たロボット形の着ぐるみが「アリョーシャ」という商品名でネット上で販売されていることも判明し、批判が殺到。炎上騒ぎとなってしまった。

情報拡散の経緯

最先端ロボットが公開。
実は着ぐるみだったことが判明。
その時の画像が、ネット上で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

加害者側(炎上させた側)の情報

このリポーターは2018年12月12日、国営テレビを通じて「サンタクロースのようなコスチュームだと誰でも分かると思っていた。子供向けのイベントなのだから」と開き直り気味に釈明した。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「これはいわゆる”ゆるキャラ”なんじゃないの?」
「ロシアも赤っ恥をかいたね」
「「こち亀」にそんなのがあったな」
「お金で動くのかな?」
などといったコメントで、批判的なコメントは投稿されていない。

結果(その後もしくは現状)

このでっち上げが発覚したあと、ロシア24のYouTubeで公開されていたオープニングの様子を映した動画は削除されたが、一度メディアに出回ってしまった「ロシアの最先端ロボット」の記事はそのままの状態だ。

参考URL

  • https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121300057&g=int
  • http://karapaia.com/archives/52268811.html