イタリア・セリエAのユベントスが、クラブのファンが自殺したとするフェイクニュースを信じて追悼メッセージを投稿し、炎上騒動となってしまった事例である。
問題発生の経緯
ユベントスは、中国版Twitterの微博(ウェイボー、Weibo)から、チームのFWクリスティアーノ・ロナウドに関するネットの騒動が原因で熱狂的なファンが自殺を図ったと知り、哀悼の意を表すメッセージをSNSに投稿した。
しかしながら、中国メディアや警察がこのファンの消息を調べた結果、「ユベントスの更衣室を担当する女性清掃作業員」というハンドルネームのウェイボーユーザーは生存していたことが発覚した。
この話題は4000万人の目を引きつける結果となり、欧州各国のクラブや選手たちが中国人のフォロワーを持つウェイボーには数千件ものコメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
フェイクニュースを信じて追悼文を投稿。
この投稿が、SNS等で世界中に拡散。
勘違いだったことが判明。
ユベントスのSNSに、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。
加害者側(炎上させた側)の情報
ユベントスは取材に対し、「中国のデジタルプラットフォームでユベントスのソーシャルメディアを担当しているエージェントが、フェイクニュースと判明した情報を信じるというミスを犯してしまいました。この件について謝罪します」と述べた。
ネット上の反応
このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「謝罪する必要あんのか?」
「本当は死んでない人に対して追悼文出すなんてヒドイ!って事なのか?」
「叩くべきはフェイクニュース流した側じゃないの」
「なんで謝罪した後も批判されてるの?」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
この謝罪で人々の怒りが静まる気配はなく、ウェイボーユーザーの一部は、「そう、私たちもだまされた」「しかし、この(ユベントスという)肩書きを見たら、少なくともあらゆる言葉が、クラブのイメージを示すものと理解してしまう」とイタリア王者を批判している。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/15610079/
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