「医大の男女差別は当たり前」発言に賛否で炎上中


東京医大の得点減点問題をめぐり、医師の西川史子が女性受験者の得点を減らしたことを「当たり前」と発言したことでネット上で物議を醸している事例である。



問題発生の経緯

2018年8月5日『サンデー・ジャポン』で医師の西川史子が女性受験者の得点を減らしたことを「当たり前」と発言。発言から1日経った2018年8月6日午前もネットユーザーによる議論は鳴りやんでいない。

番組では、メディアがこぞって「減点問題」を報じたことを伝えた。『爆笑問題』の田中裕二から「こんなことある?」と聞かれた西川は「当たり前です」とバッサリ。
「東京医大に限らない。全部がそう(減点している)。上から取っていたら女性ばかりになる」と暴露した。男性よりも優秀な女性は数多くいると指摘しながら「女の子ばかり合格させていたら、世の中、眼科医と皮膚科医ばかりになる」と診療科に偏りが出るとし、「重たい人を背負える男手は必要。男性と女性の比率は考えないといけない」と男女がバランスを取るべきと説いた。

これに対して「募集する段階で決める必要があるのでは」「詐欺」「人権侵害だ」と説く声もあったが、西川は「男性ができることと女性ができることは違う」という一点にこだわった。一連の西川の発言が報じられるや、ネットでは批判のコメントが続出。炎上状態となってしまった。

情報拡散の経緯

「医大の男女差別は当たり前」と番組内で発言。
この発言が、SNS等で拡散。
批判のコメント、同意のコメントが続出。
ネット上で炎上騒ぎへと発展してしまう。

ネット上の反応

「それを今まで知っていて黙っていることが異常」
「体力は理由にはならない。あれがまかり通るなら、看護士、介護士も男性が有利ではなくてはつじつまが合わない」
「それなら、試験の項目に実技の体力測定も入れればいいんじゃないの」
「だとしたら、募集要項に書けばよかったろうにね」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、東京医大は2018年8月7日午後5時から都内で会見を開いた。
行岡哲男常務理事は「社会の信頼を大きく損ねた。受験生の皆様、全ての大学の皆様に改めて心よりおわび申し上げたい」と謝罪した。

参考URL

  • http://news.nicovideo.jp/watch/nw3732843?news_ref=search_search
  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00008348-bengocom-soci