韓国のバラエティ番組に批判が殺到


韓国のバラエティ番組が障害者を笑い物にしたとして批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

MBCのバラエティー番組『全知的おせっかい視点』が障害者を笑い物にしたとして批判が相次いでいる。これは、人気俳優シン・ヒョンジュンが2018年7月7日の放送で、自身の代表作とも言える映画『裸足(はだし)のギボン』(2006年)での障害者の演技を再現したことが問題になっているものだ。この作品は知的障害を持つマラソン選手の実話をもとに作られた。

この放送で司会者が「ギボン君、あいさつして」と要求すると、シン・ヒョンジュンは目をむいて言葉を詰まらせながら「あ~こんにちは。シ~…シン・ヒョンジュンです」と障害者のまねをした。ほかの出演者たちは爆笑、「ヒョンジュンのあふれるギャグへの情熱」というテロップも出た。
ところが、視聴者の反応は冷ややかだった。SNS上では批判コメントが殺到。炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

バラエティ番組が障害者を笑い物に。
この時の動画が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。

ネット上の反応

「障害者を見下している」
「実在の人物を笑い物にしたのは軽率だ」
「あれだけ大勢いるスタッフの中に、問題になるだろうと思った人が1人もいないというのは話にならない」
「最初は私も何も考えずに笑っていたが、障害を持つ当事者や障害者の家族たちは不愉快になるかもしれないと思うと、すぐに罪悪感を抱いた」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

同番組は、沈没した貨客船「セウォル号」の犠牲者を冒涜(ぼうとく)したとして7週間にわたり放送が休止されていたが、再開から2週間で再び非難を浴びることになった。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14989785/