顔認証の出退勤管理システムが炎上


顔認証で笑顔でなければ出勤登録ができない出退勤管理システムが開発されたという記事が出た途端に、ネット上では批判が殺到し、炎上騒ぎとなってしまった事例である。



問題発生の経緯

業務用ソフト制作の『e-cometrue』が顔認証技術を用い、従業員が笑顔かどうかを測定する機能を設けた出退勤管理システムを開発したことを北海道新聞が報じた。
出勤時間登録の際の顔認証で一定のレベルを上回る「笑顔度」であるとシステムが判断すると、出勤登録できるようにするという「鬼」仕様。

このシステムをタブレット端末の画面に自分のIDを打ち込むと、カメラが作動して顔写真を撮影。これによってIDとの本人確認を行うと同時に、口角が上がっているかなどの表情の要素から、笑顔かどうかを判定。「笑顔度」は数値で表示され、値が低いと「笑顔度が規定値より不足しています」との表示が出て、出勤の登録ができず、再びカメラの前でしっかり笑顔を作ることが求められるというもの。

このシステムの記事が出た途端にネット上では「人権問題」などと批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

顔認証で笑顔でなければ出勤登録ができない出退勤管理システムが開発。
このシステムを新聞記事が報じる。
この記事がSNSや掲示板等で拡散。
「人権問題」などと批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「労基法違反では?」
「リーガルチェックしているのか」
「モラハラ」
「人権問題」
「とんだブラック」
「もう接客ペッパー君でよくね?」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

『175。DENO担担麺』を運営する『175』は2019年中に全7店舗でこのシステムを導入予定と発表した所、「導入した「175。DENO担担麺」には行きたくない」などの意見が上がっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14878407/