ウサギを虐待死させた10代少年2人の判決に批判が殺到


イギリスで、少年2人がペットのウサギを虐待死させる事件が起きたが、罪を認めた2人は実刑判決を免れたことで、批判が殺到し炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

2017年7月19日、英サマセット州で痛ましい事件が起こった。同州トーントンとブルートンに住む当時16歳の少年2人が、他人のペットだったウサギに激しい暴行を加えて虐待死させたのだ。同州南部にあるヨービル青年裁判所で行われた裁判では、RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)を代表してマシュー・ナイト検察官が、当時の事件の残虐さを語った。

少年のうち1人は、庭を逃げ回るウサギを野球のバットを持って追いかけ回し「殺してやる」と叫んでいたという。そして2人は捕まえたウサギをバックパックに入れ、地面に2度叩きつけた。それでもウサギが生きていたことから1人が頭部を激しく蹴りつけ、さらに2人はウサギを大型キッチンナイフや串で刺し火をつけた後、道路脇に遺棄したことを供述した。

これらの残虐極まりない行為を1人の少年が写真撮影した。後に少年の母親が息子の携帯電話にウサギの死骸写真を見つけ、またもう1人の少年が放火されたウサギの写真をスナップチャットのプロフィール画面として投稿したことにより、2人の行為が発覚した。檻からウサギがいなくなっていることに気付いた飼い主にも、2人は「自分たちがウサギを殺した」と認めたという。

判事は「非常に重大な犯罪」としながらも、両少年が改心の姿勢を見せており更生の過程も順調であることから、実刑判決を免れたが、このニュースを知った人からは、批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

ウサギを虐待死させた10代少年の裁判が行われる。
罪を認めた2人は実刑判決を免れた。
この結果が、ネット上で大きく取り上げられ拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「ペット飼育禁止令がたったの2年? 冗談だろ」
「最低! 2人とも実刑を科せられるべき。被害者が動物だからって刑が軽すぎる」
「こんな残酷なことができるなんて…どんな家庭環境で育ったのよ」
「2人が改心しているとは思えない」
「ナイフ所持しているだけで刑務所行きにすべきだ。」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

このニュースは世界中に拡散されており、「この事件は始まりでしかない。きっと奴らはもっと酷い罪を犯すぞ」「名前を公表しろ」といった非難の声が相次いでいる。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14426723/