三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到


国際政治学者の三浦瑠麗氏がテレビ番組で、北朝鮮のテロリスト分子が日韓に潜んでいると発言し炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。



問題発生の経緯

国際政治学者の三浦瑠麗氏が2018年2月11日に放送されたテレビ番組『ワイドナショー』に出演し、北朝鮮のテロリスト分子が日韓に潜んでいると発言、とりわけ大阪が危険だとの認識を示した。

ワイドナショーはお笑い芸人の松本人志さんや東野幸治さんらがゲストを迎え、時事問題や芸能ニュースなどを独自の視点で紹介する「新感覚バライティ」番組。
この日のテーマの一つとして、2018年2月9日に開幕したばかりの平昌オリンピックが取り上げられた。

番組は、核・ミサイル開発問題でアメリカや韓国、日本と対立し続ける北朝鮮が選手団を派遣したことで、オリンピックが政治外交の舞台になっているなどと紹介した。
そうした流れの中で、三浦氏は朝鮮半島における安全保障問題に触れ、戦争によって北朝鮮の指導者・金正恩氏が死亡した場合、ソウルや東京、大阪に潜む北朝鮮のテロリストたちが活動し始めると指摘。中でも大阪について「今ちょっとやばいって言われていて」などと、潜伏者が多数いるとも受け取れる発言をした。

こうした三浦氏の発言に対し、Twitterを中心に反発の声が上がり、炎上騒ぎとなってしまった。

情報拡散の経緯

番組で「北朝鮮の工作員が日本国内に潜伏している」などと発言。
この発言が、Twitterや掲示板、ネットニュース等で拡散。
批判コメントが多数投稿される。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、反論をする。

加害者側(炎上させた側)の情報

騒動を受けて、三浦氏はまた、自らのブログでも番組での発言の真意や批判に対する反論を述べている。

ネット上の反応

掲示板などでは、
「ここを叩いたらあらゆる危機管理ができなくなってしまう」
「いっぱいいると思う」
「大阪がヤバいのどうかはともかく、潜伏はしてるだろうね」
「根拠がないと騒ぐのは拉致被害者を増やした時と同じ」
「逆にテロリストが潜んでないという根拠を示してほしいぐらいやわ」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

2018年3月4日に同番組に出演した際には、「あんまり炎上発言したくない」とコメントをしていた。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00010001-huffpost-soci
  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180304-00141175-nksports-ent