学歴フィルターでナビサイト炎上


各社の就職ナビサイトで企業へのエントリー受付が開始されたが、学歴フィルターの存在が明るみになり、炎上する事案が続いている事例である。



問題発生の経緯

発端は、帝京大学に通うという女子大生が投稿したTwitterだ。曰く、その学生がある企業の説明会にエントリーしようとしたところ、「全部満席」だったという。
「満席になるのが早すぎる」と怪しんだその学生は、自分の登録情報を早稲田大学に変更。すると、空席ありの説明会が表示されたという。
本人は企業名を伏せているが、セミナー名から「高橋書店」の説明会であることがわかり、学生の間でも噂になっている。

その後、Twitterでは「新卒採用の説明会の参加において「学歴フィルター」「性別フィルター」が存在するというツイートが話題となっていますが、性別フィルターは雇用均等室に違法であると確認が取れたため、企業を公表します。」という、性別や学歴によって説明会受付状況が変わるという「告発」がされた。

企業名を載せた投稿のリツイートは本記事執筆時で5000を超えている。そしてツイートが公開された後、数時間後に性別・学歴に関係なく予約ができるようになったとのこと。

これらの告発によって、就活生から批判コメントが殺到している。

情報拡散の経緯

Twitterユーザーが学歴フィルターの存在を投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
ネットニュース等でも取り上げられる。
批判コメントが殺到し炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、告発された企業が性別・学歴に関係なく予約できるようになる。

ネット上の反応

「今の時代にまだ学歴フィルターをしている前時代的な企業はダメだね」
「受ける前から不合格がわかって次へ進めるからいいと思うんだけど」
「学歴フィルターは何十年前からあること。就活してたら避けて通れない」
「くだらん・・。学歴でその人間が判断できるのなら、小学生だって判断できるだろ」
「企業の粗探しじゃなく、自分が内定をもらうための対策に労力を使って下さい」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

学生の属性によってエントリーを拒否するようなやり方は、SNSの普及した現在では炎上の火種にしかならないようだ。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaikazuki/20180303-00082280/