妊婦に自転車の使用や雑巾がけを推奨?千葉市助産師会の講義が物議


千葉市助産師会による母親父親学級での講義で、妊婦に自転車の使用や雑巾がけを推奨との内容がネットで拡散され、物議を醸している事例である。



問題発生の経緯

千葉市が運営する母親父親学級での内容が、ネットで物議を醸している。
同学級に参加したTwitterユーザーが2018年1月17日、「妊婦は自転車乗れ、雑巾掛けしろとか現代医学だよね? なんか各所にスマホとパソコンは愛が伝わらないとか書いてあったけど大丈夫これ?」と、配布されたリーフレットと共に投稿。1万8000件以上リツイートされる事態になっている。

千葉市では、出産を控えた女性とその配偶者を対象に、平日・土日に母親父親学級を開いている。土日は千葉市助産師会に運営を委託していて、2時間ほどの単発講座、平日は3回で1コースの連続講座で、そのうち1回を、同助産師会所属の助産師が担当するという。
物議を醸したのは平日の講義内容で、ツイートした人によると、妊婦に自転車の使用や雑巾がけを推奨したり、スマホやパソコンは愛情が伝わらないから控えるべきといった指導がされたという。しかし、配られたリーフレットには、ツイートで指摘されたような文言は見当たらない。事実関係を千葉市に取材すると、自転車や雑巾がけに関する内容は助産師個人が口頭で伝えたものだと明かした。

情報拡散の経緯

母親父親学級に参加したTwitterユーザーが投稿。
妊婦に自転車の使用や雑巾がけを推奨しているというコメント内容。
この投稿が、Twitterや掲示板等で拡散。
この投稿は、1万8000件以上リツイートされる。
ネット上では、物議を醸している。

被害者側(炎上させられた側)の情報

千葉市の熊谷市長はこの騒動を受け、2018年1月19日にTwitterを更新。講義内容を呟いたユーザーの問い合わせに返信する形で、「個人の価値観に偏ることがないように留意頂きたい旨、助産師会に申し入れをしました」と対応を明らかにした。ただ、「ご指摘の内容が全て誤っているというわけではなく、厚労省の内容に準拠していたり、下半身を動かす必要性については一定の妥当性はあるものと認識しています」と、運動そのもののメリットはあると補足。その上で「誤解を招かないよう、伝え方・講義内容も含めて改善をしていきたいと思います」と、今後の母親父親学級の運営改善について言及していた。

ネット上の反応

「母体をなんだと思ってやがるんだ」
「一般常識かけとる」
「でも、妊娠中は自転車に乗れたもんじゃない」
「千葉市気持ち悪っ」
「雑巾がけはよく聞くけど、自転車は危ないから乗らない方がいい」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この発言以外にも、一緒に投稿されたリーフレットに対しても批判コメントが多数投稿されている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14184519/