町議が野党の国会議員らを名指しし「売国議員」と投稿し炎上


奈良県内の町議が野党の国会議員らを名指しし「売国議員」などとFacebookに投稿し、批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

奈良県内の町会議員が、某野党の国会議員らを名指しして「売国議員」「股裂きの刑にしてやりたい」などとFacebookに投稿し、批判を受けて削除した。

安堵町の増井敬史町議は2018年1月20日、ある女性の野党国会議員の名前を明記して、「売国議員」だとして「正にはらわたが、煮えくりかえる!」「両足を牛にくくりつけて、股裂きの刑にしてやりたい!」と書き込んだ。
また、かつて政府要職を務めた男性の野党国会議員に対しても、「ポアしてほしい」と、オウム真理教で「殺害」の意味で使われた言葉で批判的に取り上げた。

こうしたFacebook内容に対してはネット上で批判が出て、町や町議会の幹部らが2018年1月23日までに本人へ事情を聞いた。増井議員は内容を削除した。

情報拡散の経緯

町議が野党の国会議員らを名指し「売国議員」と投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、謝罪し問題の投稿を削除した。

加害者側(炎上させた側)の情報

TBS系ニュースネットワークの取材に対し、「議員は公人であると自覚がなく、FBが世界に発信しているということで、一般人の感覚でしか捉えていなかった」と答えた。番組によると「涙を流しながら」謝罪した。

共同通信の2018年1月23日記事によると、増井議員は今回の「売国議員」投稿について、「言葉のあやだ。自分の投稿にファンがいて興奮して書いた」と回答している。

ネット上の反応

「思ってても、SNSの投稿はいかんね」
「この程度で辞める位なら、投稿なんかしなければ良いのに」
「政治に関わる奴らって、馬鹿ばかりだね」
「恥を知れよ」
「牛で股裂の刑とか、おまえの発想が今のリアル北朝鮮やなw」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

増井町議は2018年1月25日、問題の責任を取る形で町議会議長に「辞職願」を提出し受理された。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-319482/
  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00010001-asahibcv-l29