センター試験にムーミン出題で大炎上


大学入試センター試験2018の地理Bで、ムーミンに関する問題が出題されたことで、公式アカウントには受験生からコメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

大学入試センター試験2018の地理Bで、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧3国に関する設問。スウェーデンを舞台にしたアニメ「ニルスのふしぎな旅」を例に、ノルウェーとフィンランドを舞台にしたアニメについて、フィンランドに関するアニメと言語との正しい組み合わせを4択から選ぶ問題が出題された。

『ムーミン』の原作者はフィンランドの作家トーベ・ヤンソン。アニメは『ムーミン』を選ぶのが正解となるが、最初にアニメ化されたのは1969年。今の高校生には古いのかもしれない。「北欧3国の位置関係で言語の推察はできたとしても、ムーミン=フィンランドは高校生にとって、どれほど浸透しているのか。センターで出すのは酷なような」と書き込む人もいた。

不正解だった受験生とみられる人たちがムーミン公式サイトのTwitterアカウントに対し、恨み節などを書き込む人が多数おり、Twitterは大炎上となってしまった。

情報拡散の経緯

センター試験にムーミンの問題が出題。
この事が、Twitterなどに投稿され拡散。
不正解だった受験生とみられる人たちが公式サイトに批判コメントを投稿。
Twitterが炎上騒ぎへと発展してしまう。

被害者側(炎上させられた側)の情報

これを受け、ムーミン公式サイトのTwitterは「ムーミンの舞台はフィンランドかノルウェーか…という問題がセンター試験で出て、お怒りのみなさんも多いようで…。まだまだ知られてないんだな、と反省、もっと知ってもらえるよう公式サイトも頑張ります!これを機にムーミンの世界について知ってもらえると、うれしいな」と投稿した。

ネット上の反応

「絶対に許さない。今すぐ国籍をノルウェーに変えろ」
「おまえ、ノルウェーだろ?」
「全受験生がおまえを知ってると思ったら大間違いや」
「ねえムーミン、どこ出身?」
「ムーミン大好きなのにセンター試験で叩かれてて悲しい」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

「ムーミン」「センター地理」がTwitterのトレンドワードになり、反響。公式サイトへのアクセスが集中し、サイトが表示されない事態になってしまった。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14152823/
  • https://matome.naver.jp/odai/2151585084954580101