うすた京介氏のツイートが炎上 アシスタントの残業代めぐる問題


漫画家のうすた京介氏がアシスタントの残業代めぐる問題に対してTwitterに「嫌なら就職しなさい」と投稿し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

漫画家のアシスタントの残業問題は、漫画家のカクイシシュンスケさんが2018年1月7日にアップしたブログが発端だ。カクイさんは2017年1月5日に「ヤフー!ニュース」に掲載された『ドラゴン桜』の作者・三田紀房さんのインタビュー記事を引用し、三田さんが語った内容に誤りがあるとした。

どうすればアシスタントがもっと働きやすくなり、希望や自信が持てるようになるのか考えた末に、「思い切って残業代を請求することにしました。残業代の請求に関しては、この記事を読む前からずっと考えていたことです」と宣言した。業界内ではキチンとしていることで知られる三田さんの対応によって、他の漫画家も見習い、「正常化」に近付けられればいい、という考えなのだという。

これに対し漫画家の佐藤秀峰さんは、「どうしたらいいんでしょうね?こんな業界一回滅べばいいんだろうな」と反応したが、うすたさんは2018年1月8日Twitterで、カクイさんは何か勘違いしているようだが、漫画業界は雇う側、雇われる側関係なしに実力社会であり、プロのアシスタントとして通用する人など一握りで、そういう人たちは高い給料を得ている。
「どの職場を選ぶかも自由。そもそも漫画家なんてまともな仕事じゃないんだから嫌なら就職しなさい」とツイートした。これがあまりにも頓珍漢な回答だとして批判がさく裂した。

情報拡散の経緯

うすた京介氏がアシスタントの残業代めぐる問題に対してTwitterに投稿。
この投稿が的外れだと批判される。
Twitterや掲示板等で拡散され、さらに批判が殺到。
騒動を受けて問題となった投稿を削除。
削除後も、批判的な意見が寄せられている。

加害者側(炎上させた側)の情報

投稿後Twitterが大炎上し、うすたさんはツイートを削除することになった。

ネット上の反応

「実力社会だから残業代払わないって理屈がさっぱりわからんのだが?説明してもらえる?」
「キャリアのある漫画家が労働基準法違反を推奨するような発言をしたらどれだけ漫画家を志す人に悪影響になるか想像ができないことに失望しました」
「貴方みたいな時代錯誤の古い考え方がパワハラの減らない理由だってわかりませんか?わかりませんよね?分かってたらツイ消してトンズラしないですもんねぇ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

うすたさんのこのツイートを見たカクイさんは、うすたさんのような考えのマンガ家は非常に多いのではないかと思っていたが、ここまではっきり言う人がいるなんて驚いたと投稿をしている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14134599/