二股かけられた男性を「保険」呼ばわりするCM ネットで批判を浴びる


二股かけられた男性を「保険」呼ばわりする『保険のビュッフェ』CMに、批判コメントが殺到し炎上騒ぎとなってしまった事例である。



問題発生の経緯

無料保険相談サービス『保険のビュッフェ』のテレビCMが、インターネット上で「不愉快だ」との批判を浴びている。

物議を醸しているのは、女優の門脇麦さん演じる女性が、複数の男性を手玉に取るというストーリーのCMだ。「プロポーズ編」「結婚式編」の2種類があり、そのうち、第2弾となる「結婚式編」は2017年10月9日に放映がスタートしていた。

「結婚式編」は、門脇さん演じる女性・ルリ子に捨てられた男性が、ルリ子と「本命」の男性の結婚式の会場に向かうストーリー。思いつめた表情を浮かべた男性は、「来るつもりが無かったが、来てしまった。君に聞きたいことがあったから」などと呟きながら式場に乱入。そして、「俺は…、俺は君の何だったんだ?」と悲痛な質問をすると、門脇さん演じるルリ子は、「大事な保険」と無表情のまま冷たく吐き捨てる。その後、画面には「幸せには、きっと保険が必要だ」とのコピーが表示される。

こうしたCMの内容について、Twitterやネット掲示板には、主に男性とみられるユーザーから「不愉快だ」との批判が相次ぐことになってしまった。

情報拡散の経緯

『保険のビュッフェ』のテレビCMが放送。
二股かけられた男性を「保険」呼ばわりする内容。
この内容が、SNSや掲示板等で拡散。
主に男性ユーザーから、批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

加害者側(炎上させた側)の情報

テレビCMがネット上での賛否を呼んでいることについて、同サービスの広報担当者は、
「あくまで架空の物語(ドラマ)の中での役柄として設定されたある女性が、役柄として設定したある男性に対して言った台詞であり、現実社会の男性全般を対象にしたものではありません」との回答。なお、すでにCMのテレビ放映は終了している。

ネット上の反応

「保険のビュッフェのCMは差別的で感じ悪いな」
「『保険』ってのは、人の気持ちを踏みにじるものなのかな… このCMを見る度にそう思ってしまう」
「このCM、心底反吐が出るくらい嫌い。あれはなんだ、女性から見れば面白いものなのか」
「男女逆でやったらとんでもない非難を浴びてただろうなあ」
「これが男女逆なら間違いなく苦情殺到で放送禁止レベル」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

CMのテレビ放映は終了しているが、公式ホームページではこの動画が見れる状態。もともと炎上を狙って作られたのではと推測するユーザーも出ている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13969695/