怒鳴って盲導犬を蹴り上げる男性の動画が拡散 怒りの声相次ぐ


男性が盲導犬を怒鳴って蹴り上げる動画が、ネット上で拡散され批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

2017年10月8日、埼玉県内の私鉄駅。ホームの中央で盲導犬を連れた男性は犬に怒鳴りながら何度も何度もリードを引っ張っていたという。その後、男性の右足が盲導犬の頭部付近に一瞬、当たった。

一部始終は埼玉県に住む男性によって撮影されていた。「これは虐待だと思い、慌てて撮影をしました」

男性はこの盲導犬への虐待を止めるためにもSNS上に動画を投稿したという。動画は「かわいそう」「早く助けてほしい」などのコメントとともに一気に拡散、怒りの声が相次いだ。

情報拡散の経緯

男性が盲導犬を怒鳴って蹴り上げる動画が撮影される。
ネット上で公開すると、SNSや掲示板等で瞬く間に拡散。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展。
動画の人物を特定しようという動きが活発になる。

加害者側(炎上させた側)の情報

こうした事態に盲導犬育成団体は調査を開始。利用者(以下ユーザー)を探したところ、『公益財団法人アイメイト協会』の盲導犬と貸与されているA氏と判明。
同協会の塩屋隆男代表理事が面談し事情を聞いたところ、A氏は塩屋代表に、「誤解を受ける扱いがあったかもしれない」と話し、非を認めたという。

ネット上の反応

「本人は否定しているけど、日常的に虐待はしていたんじゃないかな」
「吠えない咬まないとわかっている優しい動物に暴力で当たっても、ペアの信頼関係なんて作れない。」
「次のパートナ-は絶対大事にしてほしい」
「動画撮影してくれて良かったと思う。」
「この様な人には盲導犬は渡さない方が良いと思います」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ただ、騒動はほかの盲導犬ユーザーにも波及しており、事件とは無関係なのに勝手に写真や動画を撮られていた人も。
見えないので撮られても気づくことはできないが、外出することに怯えているユーザーがいるようだ。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13800693/