福岡・博多高校で「暴行動画」流出で大炎上


博多高校の1年の男子生徒が、授業中に男性教師に殴る蹴るの暴行を加える様子をおさめた動画がネット上に公開され批判が殺到。大炎上となっている事例である。



問題発生の経緯

学校法人『博多学園』が運営する博多高校の1年の男子生徒が、授業中に男性教師に殴る蹴るの暴行を加える様子をおさめた動画が2017年9月28日深夜、Twitterに投稿された。

問題視されている動画は約40秒の長さで、授業中に黒板に向かう男性教師のポケットを1人の男子生徒がまさぐろうとするシーンから始まる。教師がこれを拒否すると、生徒は右足で教師のふとももを2度にわたって小突く。すると、教室中から大きな笑いが漏れる。

この生徒はその後、大きく右足を振りかぶって後ろから教師の腰あたりを2度にわたって強く蹴りつける。さらに続けて教師の顔付近を殴打し、胸ぐらをつかんで詰め寄る。
これに教室の生徒たちは再び爆笑。なかには、教師に向けてのものか「お前、ザッコ」との野次を飛ばす生徒も出ていた。

なお、この動画を公開したTwitterユーザーはJ-CASTニュースの取材に応じ、動画はトラブルが起きたクラスに所属する友人から提供されたものだと説明。
そのあまりの内容に憤りを感じ、Twitterで公開することに決めたという。

こうした動画の内容に、Twitterやネット掲示板には批判コメントが殺到。炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

Twitterに問題となる動画が投稿される。
この動画が、SNSや掲示板等で拡散。
マスコミなどでも大きく取り上げられ、さらに拡散。
批判コメントが殺到。
大炎上となっている。

被害者側(炎上させられた側)の情報

博多高校の内尾実副校長はJ-CASTニュースの取材に対し、問題の動画は2017年9月28日夕の1年生クラスの「日本史B」の授業中に撮影されたものだと説明。
暴行を受けたのは23歳の新任教師だという。

ネット上の反応

「退学っていうか逮捕しろよ」
「笑ってるクラスの奴らも同罪や」
「先生が手を出せないからって調子乗り過ぎ」
「見ていて胸糞悪い」
「学校は毅然とした対応を取ってほしい」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ネット上では、暴行を振るった生徒の個人情報を「特定」する動きが出たり、博多高校の「Wikipdia」ページが改ざんされたりするなど、騒動は大きな波紋を広げている。
学校側は警察に被害届は出さず、学校側で問題の生徒の指導を行うという。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/domestic/society/12144-309836/