サッカー日本代表吉田麻也のインタビュー発言が炎上騒ぎに


サウジ戦で日本が敗戦したが、吉田がインタビューの第一声でサウジアラビア勝利を祝福したことで批判が相次ぎ、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

サッカー日本代表DFの吉田麻也が、ロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦の試合終了直後のインタビューで発した一言が、サッカーファンの一部から大ブーイングを浴びる騒動があった。

2017年9月6日未明に行われたサウジアラビア戦。日本は2017年8月31日のオーストラリア戦に勝利したことで、すでに予選1位通過でW杯出場を決めていたが、サウジアラビアにとってはこの試合は予選突破がかかる一戦だった。結果は0-1で敗戦。後半18分、ゴール前の細かいパスワークで日本DFが振り切られ、フォワードのムワラドに決勝点を決められた。このプレーに絡んだのが吉田。ムワラドへのブロックがわずかに遅れ、豪快に右足を振り切られた。

その後、試合終盤に日本が決定的なチャンスを作る場面もあったが、シュートミスで得点はできず。暑さと疲労のためか、単純なミスでボールを奪われる場面も目立った印象だ。
こうした試合の終了直後、ピッチに作られた特設ブースで選手インタビューが行われた。そこで、インタビュアーから「難しい状況の試合でしたが、振り返っていかがですか?」と質問された吉田は、「えー、まあ、サウジアラビアの皆さんに、おめでとうと言いたいです。もう、非常に難しい試合でしたし、うまく1点を守り切られたと思います」と答えた。

この発言が、ネット上のサッカーファンの間で物議を醸すことになった。インタビューの様子が試合中継で流れるやいなや、Twitterやネット掲示板に、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

サウジ戦で日本が敗戦。
吉田選手が、第一声でサウジアラビア勝利を祝福。
この中継が流れると、Twitterや掲示板で批判が殺到。
炎上状態となった。

ネット上の反応

「開口一番これ こいつアホなん? 失点はお前のせいだろ」
「反省せずにインタビューでカッコつけるって、まじでなんなん…」
「どんだけ上からなんだよ。吉田さん。まずは今日の反省しましょうよ」
「海外ではこういうコメントは当たり前。相手へのリスペクトを表している意思表示なので、批判するのは基本がわかってないとしか言いようがない」
「吉田麻也選手が非難されるとか、どんだけ日本の一部サッカーファンの『民度』が低いの」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

吉田の発言が大きな賛否を呼んだことは確かなようで、試合終了後の2017年9月6日未明には、一時Twitterのトレンド欄に吉田の名前が登場。
また、2017年9月6日夕時点で、Twitterの検索欄に「吉田麻也」と入力すると、関連ワードの最上位に表示されるのは、「おめでとう」という言葉だった。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-307809/