映画で声優を務めた米女優が、太った女性を否定する映画の宣伝方法にTwitterでコメントし、ネット上で批判コメントが相次いでいる事例である。
問題発生の経緯
アメリカの女優クロエ・グレース・モレッツは、自身が声優を務めた最新作『レッド・シューズ・アンド・ザ・7ドワーブス』の宣伝方法に激怒しているらしい。
現在20歳のクロエは、『白雪姫』のスピンオフ作品であるアニメ映画『レッド・シューズ・アンド・ザ・7ドワーブス』のポスターを見て驚愕したという。ポスターには「白雪姫が美しくなく、7人の小人が小さくなかったら?」というキャッチコピーと共に、痩せている白雪姫と太っている白雪姫が描かれている。
それを見たクロエは、体型に劣等感を持たせるものとして怒りをあらわにし、Twitterで次のようにコメントした。
「『レッド・シューズ・アンド・ザ・7ドワーブス』のマーケティング方法を目の当たりにしたわ。みんなと同じく、ただただ愕然として怒りの気持ちでいっぱいよ。
こんなこと私や私のスタッフからは了承を得てないのよ。作品のプロデューサーたちには私の気持ちを伝えてあるってこと、分かっておいてね。あの美しく書かれた台本に私の声をのせたわけだけど、作品全体を見るようにしてね」
この問題を受け、同作の製作陣の一人、スジン・ファン氏が謝罪する事態となっている。
情報拡散の経緯
映画で声優を務めた米女優が、宣伝方法に激怒。
「ただただ愕然として怒りの気持ちでいっぱいよ」とTwitterでコメント。
このコメントがSNS等で拡散。
炎上騒ぎへと発展。
この問題を受け、同作の製作陣の一人が謝罪。
被害者側(炎上させられた側)の情報
ファン氏は米CNNで「現在製作中のアニメ映画『レッド・シューズ・アンド・ザ・7ドワーブス』のプロデューサーとして、ルーカス・コーポレーションは初期の宣伝方法において、そもそものメッセージとは異なるイメージを示してしまったことに対して謝罪したいと思っています。あの宣伝は中止しました」と話した。
ネット上の反応
このニュースを見た日本ユーザーは、
「「肥満は病気」の認識無いんだなあ」
「「太っているのは醜い」 自分がデブでもそう思う」
「日本じゃ問題提起されなさそう。」
「激怒する前に、考えた方がいい。太る事は身体にとって一つもいい事はないのだから」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
これには、細身体型の女性が多いモデル界に新たな風をもたらしたといわれる、プラスサイズモデルのテス・ホリデーも反応。
「どうやったらこんなことが全マーケティングチームから認証されたわけ? 一体どうして、太っている=醜いっていうメッセージを子どもに伝えてもいいっていうの?」と怒りをあらわにしている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/13151488/
- https://joshi-spa.jp/713731
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