自民党の受動喫煙対策に関する会合で、がん患者に関し「(がん患者は)働かなくていい」との趣旨のヤジを飛ばしたとして批判が殺到し炎上している事例である。
問題発生の経緯
受動喫煙の防止策を非公開で議論した2017年5月15日の自民党厚生労働部会で、たばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴える議員の発言に「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のヤジがあったとして、患者団体が反発している。
出席者によると、三原じゅん子氏は部会で、がん患者の就労支援の重要性や、がん患者が望まない受動喫煙への配慮を訴えた。男性議員のやじが飛んだのは、この直後だったという。
やじを受けた三原じゅん子参院議員は取材に対し、部会が非公開だったことを理由に詳細は明かさなかったが「本当に残念。がん患者の働く場を奪うようなことを言ってはいけない」と述べた。自身のブログに「心底怒りで震えた」と心情をつづった。
一連の流れを受けて、全国がん患者団体連合会も2017年5月18日付で、「がん患者の尊厳を否定しかねない」とする抗議文を発表。また、このニュースを見たユーザからも批判コメントが殺到している。
情報拡散の経緯
自民党の受動喫煙対策に関する会合で「働かなくていい」とヤジが飛ぶ。
マスコミ等で、このヤジを飛ばした男性探しが始まる。
この話題がSNSで拡散。
ヤジを飛ばしたのが大西議員と判明し、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、謝罪をする。
加害者側(炎上させた側)の情報
ヤジを飛ばした大西英男衆院議員が2017年5月22日、党本部で会見を行い「私の発言でがん患者や、元患者の気持ちを傷つけたことを深くおわびします」と謝罪した。会見では神妙な顔で失言だったことを認めたものの、傷つける意図はなかったとして発言の撤回は「ありません、ありません」とした。
ネット上の反応
「コイツ学習能力がないんだな…痛い」
「もう70三人ででしょ、この人。なんか哀れに見えて来る」
「居酒屋で酔っ払っている、オヤジと変わらないレベルだな」
「次の選挙では落選確実」
などといったコメントが相次いでいる。
結果(その後もしくは現状)
過去にも、「子供を産まないと駄目だぞ」「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番だ」「巫女(みこ)さんのくせになんだ」などの発言をし、批判が相次いでいた。
参考URL
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000015-spnannex-soci
- https://matome.naver.jp/odai/2149537422202814701
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